平田牧場・吉田カバンのプレミアム仕事術 なぜ「高くても売れる」のか

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163738703

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  • 平田牧場の豚肉は
    一般スーパーより何倍も高い。一頭の豚にかかる費用も高く効率的ではないがそれでも多くの人々がわざわざ購入する。なぜなのかが詳しく載っている。そう思うとスーパーの激安肉は
    怖すぎてもう買えない。
    吉田カバンは愛用中のひとつ。安いものを何個買うより高いが1つ持っている方が断然いい。

  • 山形の養豚業「平田牧場」と、東京のカバン製造業「

  • 平成28年10月23日読了。

  • 平田牧場の豚肉を食べてみたくなったし、吉田カバンを丁寧に使ってみたくなった
    生産者や職人を大事にするとやはりいい商品になるのだろう
    生産者だけではなく、豚ちゃんも、清潔に大事に育てている様子がとても好感が持てて応援したくなる

  • もはや「価格破壊」「安売り」の「狩猟型」経営では生き残れない。これからは「適正価格」「魅力づくり」の「農耕型」経営の時代だ! デフレ不況(安売り・賃金カット)で喘ぐ経営者にとって参考となる1冊。

    第1章 自分に「ピンとくる」と買うお客
    第2章 「風味」と「無添加」にこだわる
    第3章 豚の生産と流通環境を整える
    第4章 「1対1の真剣勝負」でバッグ製作
    第5章 自社オリジナルとコラボレーション
    第6章 欧米をベンチマーク、めざすのは「日本らしさ」
    第7章 取引先の「値下げ」への対応
    第8章 「失敗」から学び、方向転換に生かす
    第9章 周囲の声は「聞き分ける」
    第10章 創業社長と後継社長
    第11章 三位一体で「日本」を元気にしたい
    第12章 デフレ時代に「高価格で売れる」ために

  • 平田牧場と吉田カバンの経営方法から、
    なぜ「高くても売れる」のかを考える本。
    デフレで物価が下がり続け、
    いかに売るか、
    ということに重点が置かれているような気がするけれど、
    結局はいかにいいものを作るか、
    というのがものづくりには大切なんだと感じた。

  • 商売をしている人は自社の商品を値引きして売りたいとは
    決して思わないだろう。


    本書では、ブランド豚肉で知られる「平田牧場」と老舗カバンメーカーの「吉田カバン」を例に解説。


    デフレ時代に高価格で売るための5つの秘訣。
    ①「価格」と「需要」は自ら作る
    ②目の届く範囲で「売り場」を持つ
    ③「高付加価値」よりも「魅力づくり」
    ④「狩猟型」よりも「農耕型」
    ⑤「社会との共生」で深みを増す

  • ■デフレ時代に高価格で売るための5つの秘訣
    1.価格と需要は自ら作る
    2.目の届く範囲で売り場を持つ
    3.高付加価値よりも魅力づくり:高品質・高付加価値というのは売り手の発想であるため、訴求してもお客の興味をひかない。それよりも、客が興味を持つ魅力づくりを行う事が大切である。
    4.狩猟型より農耕型:大々的な宣伝で一気に気付いたブランドは飽きられるのも早い。こうした狩猟型より、ブランドイメージをじわじわと浸透させる農耕型の方が定着すれば強い。
    5.社会との共生で深みを増す

  • 吉田カバン好きなので読んでみました。豚肉の平田牧場とバッグの吉田カバンの経営手法を紹介しながら、このデフレの世の中で「高くても売れる」理由を探る本。大体予想のつく内容で、メカラウロコ的な話はなかったかな、と思います。

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著者プロフィール

たかい・なおゆき 経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。2007年からカフェ取材も始め、専門誌の連載のほか、放送メディアでも解説を行う。『「解」は己の中にあり』 (講談社)、『なぜ「高くても売れる」のか』 (文藝春秋)、『日本カフェ興亡記』 (日本経済新聞出版社)など著書多数。

「2014年 『カフェと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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