- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163743103
感想・レビュー・書評
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3月11日、東日本大地震により未曽有の被害に襲われた東北・東日本。その一方で、被災地では心を揺さぶる数々の人間ドラマが生まれていた。住民30人をダンプカーで運んで救助した土建業者、避難所で壁新聞をつくって住民を励ます中学生など、心をつなぐニュースを94本収録。全収益が震災義援金として寄付される。
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2011/3/11から約一ヶ月間の東北・東日本の地元紙の新聞記事から選ばれたものを再掲
見開きで一つの記事の写真とテキストとなっている
ページを捲るたびに胸が締め付けられ、目頭が熱くなる
こういった本は自己満足の同情で終わってしまいそうな気もするが
本の収益は全額被災者への援助に充てられるそうです
少しだけ救われた気がする -
本人が被災者である新聞記者が書き、届けてくれた新聞記事。震災から2週間ぐらいまでは新聞なんてまったく手に入らなかったけど、こうやってニュースを届けてくれる人がいたから、正確な情報が届けられるのだということに感謝しなければならない。
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涙が出た。
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新聞にも、力があった。
生きている。世界は今日も動いていることの実感。
そして、前に踏み出すための希望。
東北、東日本の地元紙が繋いだ、94個の涙と希望。
心に留めます。忘れません。ありがとう -
地元密着だからできることを最大限にやっている地方紙、ぜひ今後も報道を続けて欲しい。
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東日本大震災に関する新聞記事をまとめたもの。
すでに読んだ記事が多い。たぶん共同通信がらみだろう。
こういうのをまとめて読んでると、記事への感情移入が
続くので、疲れてくる。
記事自体が短いからだろう。 -
同じニュースなのにテレビで見ていたものと印象が全然違う。悲しみも喜びも活字の中にはきちんと伝えたいことがまぁるくつながっている!
本当に良いですよ!-
マスメディアではどうしてもネガティブ情報がクローズアップされやすい傾向にありますが、この本では人間の本質をしっかりと見つめ、そして伝えている...マスメディアではどうしてもネガティブ情報がクローズアップされやすい傾向にありますが、この本では人間の本質をしっかりと見つめ、そして伝えている新聞というマスメディアもあることを提言しているように感じました。
池上さんをはじめ、編集に携わった方々へ感謝の気持ちであります。ありがとうございます!
(ムーちゃん)2011/11/05
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