“あの日のそのあと”風雲録 夜ふけのなわとび2011

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 139
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163751009

作品紹介・あらすじ

AKBと踊り、被災地に通い、銀座のママになる!?「週刊文春」好評連載、激動の1年を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 2011のこと

  • 楽しく読ませてもらいました。

  • つぼを押さえた本書は、軽い読み物として楽しめる1冊。エンジン01は著名人による、ボランティア活動。お芝居したり、セミナーしたり、企画が面白くて楽しい。

  • いつものエッセイ集と同じ感覚で読んでいたら・・・東日本大震災の時期に書かれた内容に涙。
    最初こそ葛藤があったものの、林さんは色んな行動で示されたんですね。すごいと思います。

    被災地以外での混乱ぶり(重苦しい自粛モードや、言葉や行動の揚げ足取りなど)についても書かれていて、「ああ、やっぱりあれは異常だったんだな」と改めて思い返しました。

  • 2011年あの大震災の前後のエッセイ。

    全体的にはちょっと愚痴っぽい感じで、あまり好きではなかった。

    表紙の絵、かわいい。こういう感じ好き。

  • 2012

  • 2011年週刊誌に掲載されたエッセイ。セレブな生活・口うるさい夫のこと・東日本大震災後のボランティア・ダイエット等3分間で読みきれる相変わらず痛快なお話満載でした。

  • 3.11をどんな風にお考えになったのか興味があり手にとりましたが、あの時期に雑誌に掲載されていた文章だと思うといたずらに被災された方々の不安をあおることにはならなかったのかと考えさせられるような内容でした。作家さんは感受性や想像力が普通の人よりおありだと思いますが、ご本人も政治家に向けてお書きになっていらっしゃるようにあの時には『大丈夫だ!!』と言って下さる方が必要とされていたのではないでしょうか?立ち直られたその後、ボランティアに目覚められましたが、これまたお金持ちにしかできないような方法で、自慢なの?自己満足なの?と嫌な気分になりました。どんな方法でも普通の人にはできない多額の募金をされたことには変わりないのですが、こういうところが誤解されやすい方なのでしょう。

  • 震災後のマリコは相変わらず元気だ。
    こういう人が動いてくれないと、日本の経済は回らない。
    銀座の「グレママ」の名詞、見てみたいなあ・・

  • 小さなネタも面白く語りあげる筆力と、相変わらずのバイタリティに脱帽です。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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