吾輩は看板猫である 東京下町篇

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163751702

作品紹介・あらすじ

「スッキリ!!」(日本テレビ系)、朝日・読売、「ねこのきもち」などで話題となった猫フォトブック。浅草・柴又・上野…エリア別猫MAP付き。東京スカイツリーの写真も満載。

感想・レビュー・書評

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  • 2012年発表。

    会いに行けるお店のアイドル猫写真集の第2弾は、
    東京スカイツリーOPENに沸く下町の商店街。

    店番猫総勢31匹が登場し、 浅草・柴又・上野・深川・都電荒川線沿線などのエリア別猫MAPも付いています。


    いやぁ〜やっぱ
    地域と共存している愛されにゃんこはいいわ。

    みんなの愛を受けて
    見るからにフクフクしてるし☆
    (アイドルと同じく常にお客さんからの
    「見られる快感」があるから?)


    猫大好きな作家・ 西加奈子さんの言葉を借りれば、

    こっちが撫でてやってるのに、
    まるで撫でさせてもらってるかのような、
    「ええ気分」がページをめくるたびに味わえます(笑)


    前回同様、梅津さんが自らの猫センサーを駆使し、
    ベテラン刑事が聞き込みをするかのごとく自分の足を使って
    猫がいる店を地道に探し歩いたってのがほんまスゴいし!


    沢山の看板にゃんこが掲載されている中で自分のお気に入りは、
    ショーウィンドウに入り
    商品と共にオブジェと化してる(笑)
    相撲小物店のハナと、

    同じく食品サンプルが並ぶショーウインドーの中
    カツ丼といっしょに並んで座る(笑)
    蕎麦屋のピンク、

    あと、まん丸お目目が可愛い過ぎる
    ハンコ屋のお嬢かなぁ~(^^)



    てか、 「ご飯何食べようかな〜」って ショーウィンドウのサンプルをなにげに見たら、
    カツ丼と共に
    ちょこりんこと猫が並んでたら腰抜かしますよね〜(汗)( ̄○ ̄;)


    いや、コレは是非とも見てみたいなぁ〜♪


    昔は野菜は八百屋で買って、
    お肉は肉屋で買って、
    魚は魚屋で買って……。

    そんなあたりまえの生活の中に人と人とのやりとりがあって、
    大人も子供もお年寄りも
    みんな生き生きと声かけ合って生きていました。


    人ごみのざわめき。

    活気ある店主のかけ声。

    いろんな食べものの混ざりあった匂い。


    そしてそんな商店街をずっと見守ってきた
    それぞれの店の看板猫たち。


    商店街にはその町の空気が、
    ぎゅう~~~っっとつまっています。

    できることなら
    商店街という形態が
    これからもずっとずっと続いていきますように。

    沢山のお客さんを見送ってきた猫たちが
    どうか幸せに暮らせますように。



    このお店の看板にゃんこを写した写真集も今回第二弾ということだけれど、
    梅津さん、どうせなら看板猫探して
    もう日本全国回っちゃいましょ〜よ(笑)

    そして是非とも次回は
    コテコテのおっちゃんおばちゃんたちに愛される
    大阪の下町にゃんこを!


    吾輩は看板猫である

  •  東京の商店街の顔になりつつある看板猫(招き猫) が可愛らしく映っている写真のついた本でした。  看板犬の写真集も見たいな~!

  • 猫がいられる店ってお客ものんびりしてそうでいい。

  • 昭和レトロなお店の看板猫たちを紹介したフォトブック(東京下町篇)。

    綺麗なコも、ちょっとブサイクなコも、飼い主さんやご近所さんにすごく可愛がられているのが伝わってきます。猫のセリフも写真と合っていて、思わずニヤニヤしてしまう(・∀・)
    自分で飼えなくても、近所にこんな可愛い看板猫(たち)がいたら癒されるだろうな~。羨ましい。

  • 前作同様、家ネコ好きにはたまらない一冊。
    30分〜1時間あれば一冊読み切れます。

  • ■2012.11 図書館

    表紙の猫ちゃんが可愛くて借りてきた本

    猫好きにはたまらない!
    この本を片手に下町をぶらぶらしたい!
    看板猫=福猫、まさに招き猫!

    どうしても気になってしまったのは
    ふとん屋さん。。。
    他のお店は気にならないけれど
    もし猫アレルギーのお客さんが居たら…う〜ん


    『東京下町篇』ということは
    他のもあるのかな?と思ったら、これが2作目らしい
    2012.04発行

    1作目は2011.03発行
    http://booklog.jp/users/m-bshelf/archives/1/4163738401
    (しかもすでに自分の本棚に登録済みだった)

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著者プロフィール

ライター、編集者、高校野球ブラバン応援研究家。北海道生まれ。中高時代を吹奏楽の強豪校で過ごす。札幌白石高校時代には、「吹奏楽の甲子園」といわれる普門館で開催された全日本吹奏楽コンクールで3年連続金賞を受賞。現在は執筆や講演活動のほか、吹奏楽の応援を見るために甲子園や地方球場に通って取材を続け、その関係で全国の悩める吹奏楽部員たちのよき相談相手となっている。著書に『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)など多数、監修に吹奏楽漫画『青空エール』(河原和音/集英社)とその実写映画がある。


「2018年 『部活やめてもいいですか。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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