そのノブはひとりの扉

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 91
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163757308

作品紹介・あらすじ

こんなに泣けない自伝があったとは!1977年から始まるおかしな物語。

感想・レビュー・書評

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  • 活字で笑わせるってすごいことだと思う。
    何度もふきだした。電車の中では読めない面白さ。
    劇団ひとりさんの幼少期の思い出や夜間高校の話、や新人芸人だった頃の話、結婚、出産の話など、楽しく読んでるうちに読み終えちゃったという感じ。
    制服の改造で、強面ほど裁縫上手というのは、何度でも思い出し笑いできそう。
    熊との遭遇、本当に無事でよかった。
    忘れた頃に読み返したい。

  • #読了 2022.5.17

    案外素直な人なんだなぁという印象(笑)。
    帰国子女ってのは意外だった!
    若手時代の理不尽さへの葛藤みたいなのももっと聞きたかったなぁ。言われたことを一生懸命やって売れたまっすぐな人なのかもなぁ。

    このタイミングで本書を手に取っていたのはたまたまだが、先日亡くなった上島竜兵さんとの出会いなどにも触れていて切なくなった。

    ◆内容紹介◆
    「劇団ひとり」ができるまで。自身が語る、昭和52年2月2日からはじまる生い立ち。病弱だった幼少の頃、5歳のときの初恋、小学校2年生から過ごしたアラスカでの日々、帰国してから浮いていた小学校高学年時代、バレンタインの思い出、「ナンノ」に憧れていた頃、ボクシングジムに通った中学2年生、とにかくシャイだった中学時代、その後できた初めて恋人……話は高校時代、芸人への道へと続きます。忘れないで下さい、これは「劇団ひとり」が書いた自伝です。どの思い出にもオチがあります。ひとりの人生を一緒に笑いましょう!

  • 経験が人を形作る、どんな経験をするかが大切

  • 『リチャードホール』や『やぐちひとり』をよく見ていた。学生の頃、バイトを終えてからゆっくり眺める『ゴッドタン』が好きだった。劇団ひとり氏が好きで、キス我慢選手権のDVDも買った。
    何の番組かは覚えていないのだけど、芸人がウソか本当か微妙な問題を出して他の芸人がウソだと思えば「ダウト」と言う、というコーナーがあった。そこで劇団ひとり氏は「いまウンコを漏らしている」と言い、他の芸人に「ダウト」と言われるが、彼は見事にウンコを漏らしていた。強烈な記憶である。10年以上前の番組だと思うが、漏らすためにオムツを履いてくるそのパワーで圧倒的な存在感を示した。
    笑いをとるためにウンコを漏らせることもすごいけど、文筆業でもこうやって面白いものが残せるのだから多才であり、天才なんだな、と思う。

  • 個人的にこの人は天才だと思っている芸人、劇団ひとり。自伝エッセイなので小説のようなドラマ性はなく(当たり前か)平凡な話が多いが端々に文才は感じます。

  • 僕らコンビがその言葉を言われたのはネタ見せに通い始めて半年近く経ってからだった。

  • 見事な中二病っぷり(;´Д`A

  • ひとりさんにはお兄さんがいるんだ。小説と比べるとこの自伝的エッセイはイマイチかな。

  • 前半は思わず笑ってしまうところが多かったですが、後半は普通でした。ちと残念。

  • 陰日向に咲くがあまりにも良かったので、エッセイも読んでみた。
    私は小説の方が好きだな~。
    最後の結婚、出産のところはすごく良かった。
    とってもいい旦那さんだなぁ(^。^)
    参考にさせていただきますっ!

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