ほんとうの「和」の話

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 83
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163759807

作品紹介・あらすじ

「和」の喜びを知って、もう一度、日本人に帰る本。

感想・レビュー・書評

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  • 和暦の事は、ほとんど知らなかったな!
    二十四節季と七十二侯は、美しい言葉が沢山!

    【和】日本のこと
    その他には、穏やかなこと和やかなこともある
    「和をもって貴しとなす」

    手書きの素朴な文字とイラストの構成で
    美しい装丁です(椎名麻美デザイン)

  • 【もう一度、日本人にかえる本】日本人なのに「和」のことを知らなさすぎませんか? 和服、和食、和室など、イラストで紹介。これ一冊で「和」の心得が分かります。

  • 和服、和食、和語、和暦とかの和に関する事をイラストと共にさらっと教えてくれる。いろは歌をきちんと知ったのは初めて。和的なことに興味があればイラストもかわいらしいし、読みやすいのでお勧め。

  • 2013.9.24市立図書館
    てっとりばやく日本の伝統文化のよさを知りたいひとには
    気軽に楽しめる一冊。
    和の神、和菓子、和装、和語、和食、和室、和楽、和暦といったテーマごとに、実践のヒント(神社での拝礼の手順やかんたんな和菓子レシピ、食事や和室のマナーなど)とともに、「和」のエッセンスをわかりやすく伝えている。神社の種類などはなかなかまとめて一覧する機会もないので勉強になった。
    表紙のレイアウトや遠目にみるイラストはしゃれている。
    よーくみると、ちょっと雑な部分もなきにしもあらずだけれど・・・

  • p42
    ほんとうの自由は決まりごとのなかに。

    p90
    調和。意味の似ている言葉「中和」との違いは、調和する前にあったそれぞれの性質がそのまま残っていること。

  • 「和」についての話を、和の神、和菓子、和装、和語、和食、和室、和楽、和暦の章にわけてわかりやすく書かれた本。
    他にも「和」の字が入る熟語の解説もあり。
    文章と絵で構成されているが、絵に書かれている解説の字がちょっと汚くて読みにくいのが残念。
    しかし、内容はかなりわかりやすく、和というものをもう一度見つめ直そうと思える。

    6月16日が和菓子を嗜む日だというので、手始めにそこから試そうかな。

  • これを読んだ後に、日本や日本人っていいなと感じた。
    日本の風習や伝統について、知っているようで知っていないなと。

    たくさんのイラストで紹介されており、とてもわかりやすい。
    たとえば、和食の作法で、お椀のフタは右側へとか、主賓が箸を取ってから食事開始などそうだったのか、そんな決まりごとがあったんだと知った。

    昔から続く日本の文化っていいな、読み終わった後も、もっと日本について知りたいなと思わせる本でした。

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著者プロフィール

日本の行事・歳時記研究家。文筆家。ライフワークは季節のしつらいと祈りのかたちづくり。横須賀市秋谷に築八十年の日本家屋スタジオを構え、「季節のしつらい教室」を主宰。日本の行事の源流に触れつつ、現代のくらしや世代に合わせて提案している。東京新聞に「くらし歳時記」、神奈川新聞に「季めく暮らし」、スタイルアサヒに「季の記」、東急沿線フリーマガジン『SALUS』に「暦と暮らす十二ヶ月」、月刊誌『清流』に「季節のしつらい 祈りのかたち」、第一園芸のウェブサイトに「花月暦」を連載。ほか、「YANASE LIFE plaisir」などの企業誌にも寄稿している。著書は、ロングセラーの『おうちで楽しむにほんの行事』(技術評論社)をはじめ、『七十二候で楽しむ日本の暮らし』(KADOKAWA)、『口福だより』(小学館)、『知っているとうれしいにほんの縁起もの』(徳間書店)、『鳩居堂の歳時記』(主婦の友社)、『にほんの行事と四季のしつらい』(世界文化社)など多数。日本の季節の楽しみ、行事の美しさを伝える映像をYouTubeにて配信中。

「2021年 『花月暦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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