未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163764108

感想・レビュー・書評

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  • 現在、私自身も筆者のような二回目の人生を送っているけれど、もっと早く始めていれば良かったと思った。
    人生、先は長い。焦らず、やりたいことをやれば良い。

  • ●「職業人生は二回選ぶもの」という考え方には、自分自身の経験からも大変賛同できる。また、その二回目からのオリジナル職業人生では、マーケットニーズの有無を確認しながらも、自分のやりたいことでそこそこ稼げる態勢へ働き方をシフトすることがアドバイスされている。『このまま今の会社にしていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』と共通している部分もあり、合わせて読んでみると面白い。(こちらの本のほうが、より人生全体や生き方のことまで書かれている)

    ●就職を考えている20代の方でも大変参考になるが、特に40代の、これから人生の後半戦に向かう年代の方には是非読んでもらいたい。生き方、働き方の参考になることが多いと思われる。

  • これからの人生どうすればいいか迷ってるまさに今、満を持して読みました。
    読めば読むほど、その通りだよね!って思う内容なんだけど、これが5年前に書かれたということには驚いた。まさにこの本に書いてあることがそのまま進んでる。
    自分の悩みの根本も、「(定年70前提とすると)この会社であと40年も働くイメージが全く湧かない」ってことなんだよね。今の課題は、会社を離れたその後のイメージがまでしきれてないことなんだろうなぁ。
    個人的には、人生は二回、では足りない気がするから三回四回あると思ってもう少し考えてみようと思った次第です。幸いまだ独身でスーパー身軽。
    あと印象に残ったのは、「ストックではなくフローで生きる時代」ってところかな。ひとまず、フットワークの軽さは維持していきたい。

  • 40代でもう一回就職し直すのは良い案。理想の働き方、1日の過ごし方を実は考えずに過ごしてしまっていることが多い。育休を取得してキャリアが遅れた気になってしまっているママにもぜひ読んでほしい。

  • 人生で2回仕事を選ぶ。という考えに、なんだか救われて、やる気が出た。

  • 素晴らしい本。

    私も70歳まで働きたくない派なので
    共感しました。

    2回就職するというの考えも面白い。

    周りに流されやすい人に読んでもらいたい

  • 現在46歳。同じ職種で28年、会社はしくじり含め5社程。今の会社は勤続12年。漠然と将来は、バリ島と東京を行き来する様な仕事をしたいと、考えていた。(まったくその他プラン無し!)ちきりんさんの著書は、何となく手に取りづらい印象があったが、本書の目次をパラパラ見て購入。背中をそっとおして貰った。後は自分次第。

  • 「人生は二回生きられる」をコンセプトとして、
    40代後半で一度ライフスタイルをリセットしようという内容。

    この本から、自分の人生に対する選択肢が広がったと思います。ワークシフトよりも手軽なサイズで2時間あれば読めます。

    今までの直線的なキャリア形成や、世間一般によしとされてき 一生懸命働き、より沢山稼ぎ、より豊かな生活を目指す価値観の揺らぎには、私も大いに共感しました。

    20代後半の私たち世代でも、すでに有意義な人生の定義が親の世代とは大きく違うなと感じていて、
    「仕事」「家族」「社会的地位」「仲間」といったもののバランスがとても大切だと思っています。そのために必要以上のお金を稼ぐ、家を買う、海外旅行に行く、といったことが必要かといったら 必ずしも必要ではないんじゃないか、別の方法があるんじゃないかと思っていました。

    現在は大企業から個人へとフォーカスされていく時代。
    そのひとのパーソナルな部分が経済的な評価につながり、個人と個人のネットワークやつながりが大企業よりも大きな力を持つこともあります。

    ストックからフローへ by 人生の長期化
    この考え方は、現代っぽいなーと思いました。
    Twitter Instgram FaceBookはフロー型のサービスです。私は日頃このようなサービスを通じて自分が何を表現したいとか、何に反応するのかとか、どれをアウトプットするのかとかを、その時々で判断しています。その

    どれくらいの資産がストックできるか、ではなくて 
    今後はその時々に応じてなんらかの価値を生み出し続ける「フローの力」が必要になる。
    人間関係もストックではなくフローへのシフト

    これは、寿命がどんどん長くなり、それにつれてコストがかかるから、ストックだけでは賄えないだろうという意味もあります。(寿命が短かったらその分安く済む)

    ーーー
    人生を40代でリセットする。シナリオを5つ考えておく。という考え方も面白かったです。
    市場感覚を持とう、というところは 会社員をやっていると抜け落ちてしまう。。でも市場感覚は本当に身につけておくべきだと感じています。
    それは生きるということは自分も市場への参加者であり、価値を受け取るということは市場へ何かを提供する側だから

    ・なぜこのお店をよく利用してしまうんだろう?
    ・なぜこの人に、こんなに魅力を感じるんだろう
    ・このサービスを利用するのは、自分がどういう価値を感じているんだろう

    と、身近なところから問いをたて、それを市場にだして実験してみることは IT社会では意外と簡単に実践可能なんじゃないか?と思います。 繰り返しやってみることで、身につけられる感覚だと思うし必要だよなと改めて思いました。

    ーー

  • 今までがストックの時代であれば、今後はフローの時代となる。金や人的ネットワーク、学歴・社名などを必死に保有しても未来永劫続くことはなく、いかに新しい時代に適応し楽しめるかが鍵となる。私が20代で本当にやりたいことはなんだろう...。

  • ◆きっかけ
    ブクログ。nicchoさんの本棚より。少し前にどこかでその本の存在を知り気になっていたので。2016/8/23

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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