定本 百鬼夜行 陰

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著者 : 京極夏彦
  • 文藝春秋 (2012年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (605ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163812403

定本 百鬼夜行 陰の感想・レビュー・書評

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  • いままで読んできた百鬼夜行シリーズの登場人物のスピンオフという感じでしょうか。
    シリーズを読んでない人には何のことやらわからないと思いますが
    読んでさえいればこれは面白い!
    本と本がつながる感じ。その快感を京極先生は教えてくれましたね~
    ただこの人誰だっけ?というのはもちろんあったので
    ネットにある京極作品登場人物データーベースのようなサイトさんに
    お世話になりました。

  • 待ち焦がれていた『陽』を手にしたら、なんとお豆腐ちゃんサイズ!(微妙にちがうんだけどね)
    ノベルズ版と並べたらなんともおさまりが悪い。
    仕方ないなと思い『陰』も購入。
    サスガというか当然というか白黒並んでしっくりおさまった。
    やれやれ。

    買ったからには読まねば気がすまぬゆえ『陽』に続いて一気読み。
    ご馳走様でした。

    できれば、本編の新作など所望したいところですが・・・。

  • H28/11/7

  • 読み進めているうちに以前読んだ京極堂シリーズの断片なのだなと気付いた。

    人の心に巣食う鬼と幽玄な者たちの境目が混じりあい、今自分がどこに位置しているのかわからなくなる。
    感じようによっては幽霊の正体見たり枯れ尾花のような話もあるような。

    オムニバスとはいえ、本自体は厚みがあるので読むのに時間がかかるだろうと思っていたけれどスラスラと読めることができた。

  •  気付かないだけで、怪異は常に、私達のすぐそばにいる。
     私達が怪異を感じる時。それは、心中に良からぬモノが湧いた時。

     不安、焦燥、困惑、緊張、欲望、恐怖、後悔、不満、無念、嫌悪、恥、軽蔑、嫉妬、罪悪感、殺意、劣等感、怨み、苦しみ、悲しみ、怒り、絶望、憎悪、空虚――。

     湧いたモノはやがて心中を満たす。するとそれは怪異と変じる。漏れ、溢れ零れた怪異は、時にその姿を本人の目に晒す。

     袖口から伸びる白い手――。
     気付けばいる小さな女――。
     誰もいない場所から感じる視線――。
     街で見かけた鬼――。
     煙の中に浮かぶ顔――。

     それは、夢か現か幻か。
     日常の狭間でナニカに憑かれた人々を書き綴った、読み終えれば心中に、なんとも言えぬ厭な余韻が残る怪異小説。

     心の理を解せねば、人は良からぬモノを持て余す。放置すればそれは心中を満たし、溢れ零れて自他を害すことになる。次に怪異に遭うのは、あなたか身内か隣人か――。

  • 2013/7/27-
    京極堂シリーズのスピンオフ
    小袖の手
    柚木陽子の病んだ部分が…。加菜子の首を絞めたのはどういう意味だろう。
    加菜子の口調が本編の男言葉ではなく、普通の少女のそれなのは、加菜子も頼子達の前では演じていたという事なのか。
    文車妖妃
    本編では心情の読み取れなかった凉子の、苦悩や嫉妬などの人間らしさ。
    内藤とのやり取りに思わず涙。
    私は人間ではないのです…だから、放っておいてください。
    目目連
    目潰し魔がとりつかれるに至った訳。
    鬼一口
    未読
    煙々羅
    和田ハツは和田慈行の母であろうけど、何故自殺したのか、慈行を生んでから棚橋家に来たのか、母ではなく叔母なのか…
    何もわからず、鉄鼠を探してみたけれど慈行の母について書かれているところを探せなかった。(後で再読しようと思う)
    結局慈行については謎だらけ。血縁者であろうハツまで謎だらけ。
    美しい見た目、美しい所作。心は見えない。

  • 百鬼夜行シリーズのサイドストーリーということで、
    とっても期待大だったのですが、正直いまいち。
    なんかオカルト的な部分ばかり目立って、いつもの深みがなかったような。
    京極さんは長編なんですね~、やっぱり。
    詳しい感想はこちら→
    http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-131.html

  • 百鬼夜行シリーズの登場人物の外伝というか、本編に入ってもおかしくない一章をこちらに移しましたというか、こちらを読んで本編を読んだらより楽しめるんだろうけど、本編はいつになったら新作が出るんだかと、この本の出来が良ければ良いけど不満が募る

  • 初京極夏彦作品でした。
    もしかしたら、ちょっと相性悪いかも。
    あんまりすいすい読み進められなかった。

    別の作品も読んでみよう。

  • 913.6 キ 登録番号9560

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