銀座千と一の物語

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 57
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900193

作品紹介・あらすじ

素敵な奇跡が起きる街、銀座の小さなおはなし「銀座百点」の好評連載が待望の単行本化。人々が集う日本一の街、銀座を舞台に出会いがもたらす心温まる素敵なショートストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • まだ自分には早い街。
    ストーリーがある街。

    行くたびにそう思っていた銀座の色んな顔が見られる作品。
    登場人物はバラバラの短編集なのに、銀座だから成り立つ本でした。

  • 【素敵な奇跡が起きる街、銀座の小さなおはなし】「銀座百点」の好評連載が待望の単行本化。人々が集う日本一の街、銀座を舞台に出会いがもたらす心温まる素敵なショートストーリー。

  • 出来過ぎの話かもしれないが、浪漫があってこういうのはいいですね。

  • 久々にココロ穏やかに読めた本でした。
    銀座が舞台だと、なんとなく品があるなぁ、と。

  • 銀座を舞台にした、ほっこりするお話。
    恋愛ものが多い。
    ありえない偶然も多いけど、まぁいっか、と思える。

  • すっきり爽やかで余韻がじんと残る粋な話。ハッピーエンドでストレスレスだな。結婚に縁がなかったのに恋の予感で終わってて、息子にぜひと思うんだけど。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー「ブックサロン」で登場。

    ゲストの藤田宜永さんの最新作。

    「銀座は朝から晩までよく歩きましたよ。自分で行って、『こういう者なんですけど、悪い話は絶対書きませんから』と言ってね」
    「僕結構気を遣うので、編集者さんとかついてきてくれると、いろいろ歩きまわったり戻ったりするので、疲れさせちゃうだろうなと。
    なので、結構一人でビデオ持って歩いていますね。」

    ―そのせいか、文章の中の時間がこうゆっくり流れている印象を受けますね。速く読みたくないというか。
    「読者の方にも、時間をかけて読んだと言われたことがありましてね、嬉しかったですね。」(藤田宜永さん)




    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • この作家さんには珍しく(?)若い女性が主人公の話もあり、サラッと面白く読めました。
    …銀座、行ったコトないなぁ。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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