村上春樹を読む午後

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  • 文藝春秋 (2014年11月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900803

村上春樹を読む午後の感想・レビュー・書評

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  •  文芸雑誌「文學界」の元編集長である湯川豊氏と、共同通信社の編集委員兼論説委員である小山鉄郎氏による、村上春樹に関する対話集。
     当たり前のことだと思うが、両氏の村上春樹の読み方にはかなりの違いがある。
     対話の中においてもその読み方の違いが結構色濃くでてくる。
     さすがに両氏共に大人なのでケンカになることはないが、ちょっとハラハラするやり取りなどもある。
     僕としては「小説の細かいところをいじくりまわす(湯川氏談)」小山氏の読み方よりも、広義的に小説を受け入れようとしている湯川氏の方に親近感を持った。
     とはいっても小山氏のいわゆる「村上春樹作品の謎解き」的な読み方も、僕には出来ない読み方なだけに、感心することもしばしばあった。
     ただ、この手の書籍って村上春樹ファン向けなんだろうけど、村上春樹ファンだからといって、特に読む必要もないんじゃないかな、なんて意地悪にも思ってしまった。

  • そんなに多くを読んではいないけれど、解説本としてはいままでで一番腹落ちし響く本だった。

  • 長編、短編、翻訳、インタビューなど、全作品の中で、一番胸に刺さるのは、ノンフィクション『アンダーグラウンド』だと再確認しました。

  • 不可能性こそ恋愛小説を成立させる。
    日本社会とは、自分の大切な本当の気持ちや魂を自分以外の何かに預けて頂ける社会。
    村上の小説は4という数字にこだわる、それは死だから。
    荻窪とか高円寺とか馴染みのある町が小説に出てくるのが良い。

  • 【村上文学の真髄を徹底して掘り下げる】村上春樹文学について日本で最も造詣が深い二人による作品解読対談。目からうろこが落ちること必至。楽しいコラムもついています。

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