- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163901237
作品紹介・あらすじ
常識外れのグローバル仕事術!カルロス・ゴーンCEO直轄プロジェクトで、日産GT-Rを「ヒト・カネ・時間は通常の半分」という非常識な方式で世界一に導いたカリスマ・エンジニア、水野和敏さん。その発想法は、新しいアイデア、チーム運営、ブランド構築など、イノベーションの起こし方のヒントにあふれています。・宣伝費はゼロ。アラブの王族にクチコミさせる。・「漏れ聞こえる」オフィスにせよ。・リーダーは30分遅く出社しろ。早く帰れ。・失敗させてチームをつくる。・英語はできないほうが効く!・ノートはとるな。・恋愛しろ。思考のプロテクトを外せ!そして最終章で明らかにされる、日産を退社後の「アジア圏での新たな挑戦」とは――。「誰もやってないことだから、やるんだよ!」の“水野節”で元気がでる一冊です!
感想・レビュー・書評
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面白い、エネルギッシュな人である。知り合いの父親だが。
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心に残った文章を。
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「失敗しないことを前提に考えると、答えの出ている過去ばかりを見て、未来に挑戦しようとしなくなる。でも、それじゃ新しいものは生み出せない。」
「『一緒にものを作っていこうぜ』という姿勢こそが、全ての関係者をポジティブに変えていく。」
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長らく読めていなかったがやっと読了。
気がついたら、水野さんの著書はほとんど読んできた。
ビジネス書に括られる彼の本だが、織田信長関連本を数百冊読破している水野氏は、人間の本質を追求する姿勢が周囲とは違う。
加えて、お客様第一に考えて仕事するエンジニアとマーケッターとしてのバランス加減が絶妙であり、読んでいて気持ちが良いし、すぐに仕事に活用できる。
世界一になるにはそれなりのセオリーがあるが、大切なことは、人間や社会がどこに向かおうとしているのか、自らでしっかりと考えること。
水野さんのメッセージは、私を改めて鼓舞してくれた。
同時に、恋人にはしっかり尽くせ!という忠告は耳が痛い限りである。 -
ノートをとらない話は色々と聞いてきたが一番納得した。確かにデート中にノートとらないもんね。
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組織の中のアウトロー、元日産自動車の技術者でプリメーラ、GT-Rの開発に大きな力を発揮した著者による生き方示唆。人を動かすための言動には学ぶことがありました。
いい失敗をした人間にしか未来は開けない。