売国

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著者 : 真山仁
  • 文藝春秋 (2014年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901428

売国の感想・レビュー・書評

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  • 二つの物語、それに繋がる伏線がどこで融和し、昇華する姿を想像させる遠大な筆致に期待は高鳴る。ロケット・宇宙という学問研究が産業という名の鎧を纏うとき、越境無くして金の亡者亡国が政治という御旗の下に跋扈する。巨大利権は蜜の味。スパイがスパイを呼び検察公安を引き込みクライマックスへ。秋霜烈日の下に、大物政治家の逮捕収束となるのだが・・・尻切れトンボの感はどうしても否めない、風呂敷が大きすぎたのか荷が重たすぎたのか?それでも最後のアカマ自動車の登場は次作への期待を抱かせる。

  • こういうタイプの作品は変に大義名分(正義とか)を振りかざすことができてしまうので、あまり読まないのだけれど、ドラマ化の話を知ったので手に取った。エンターテイメントとして読むと、やはりつらいかなぁと思った。ある意味でリアリティのある設定、というか、おそらく普通にありそうだなと思ってしまう点において、特に。

  • 日本には
    宇宙
    原発
    と世界に秀でている技術が有るのに、その技術をアメリカに売っている「売国奴」がいる。その秘密を暴き・・・と言う話。

    社会派の著者の意欲作だ。憤りながら、ハラハラしながらページを捲る手が止まらない。

    歴史的に言うと、戦後よりアメリカに軍事、経済いろいろ口出しをされてきた。政府ぐるみで圧力、誘惑された政府の人間が売国奴になるというのも無い話では無いなと思う。政府の協力が色濃い事業だと政府の後押しが有ると進めやすいが、意向に逆らえないので、売国奴の人間がそういう風に持って行くのは不可能じゃ無いなとか。

    この話がフィクションであることを願う。

  • 中盤まではとても面白かった。最後が残念。

  • 面白かった!。

    えっこれで終わりなの??
    と思ったけど。

    この終わり方だから、
    リアリティを感じるのかな。

  • 色々な事柄が多くハッキリしなかった。
    (ロケット必要かな〜)
    最後も急ぎ過ぎって感じです

  • 2016_03_11-0027

  • 検察の話と宇宙開発の話がなかなかつながらないまま2人の主人公がいて、少し読みづらい。売国奴を検察が追い詰めるだけの話だけでも十分に面白い。シリーズ化出来る。ただし、ネタがないかも。

  • 中盤までは非常に面白かったが、終盤急展開になりまとまりきらずに終わってしまった印象。続編への布石か?
    特捜検事と宇宙開発に携わる学生の話が交互に進み、飽きることなく読める。

  • 原発の次は宇宙ですか。技術大国日本は固形燃料ロケットを飛ばす技術も優れているのでした。でも、ミサイルに大陸弾道ミサイルにも転用できる技術だったとは。

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売国の作品紹介

『ハゲタカ』シリーズをはじめ、震災後の原発政策とリーダーシップのあり方を問う『コラプティオ』、農薬と日本の食の暗部に迫る『黙示』など、現代の日本社会が抱える問題に正面から挑みつつ、最上級のエンターテインメント小説を精力的に発表しつづける真山仁。2014年秋、作家生活10周年記念刊行の第一弾として、超弩級の謀略小説、社会派長編が誕生した。今回の主人公は、気鋭の検察官・冨永真一と、宇宙開発に挑む若き女性研究者・八反田遙か。物語は二人の視点から描かれる。遙は幼い頃から宇宙を夢見、日本の宇宙開発を担う研究者になるべく日々奮闘中。航空宇宙科学研究センター(宇宙セン)の指導教官・寺島に導かれ、我が国の宇宙開発の現状と問題点を目の当たりにする。それは宇宙開発の世界が生き馬の目を抜く世界であり、同盟国・アメリカとの関係の複雑さに触れることでもあった。一方の冨永は、形勢不利だった殺人事件の裁判を検察勝利に導いた功績を認められ、特捜部に配属される。粘り強く次々に成果を出す冨永だったが、大学時代の親友の失踪を機に、奇妙な疑獄事件に巻き込まれてしまう。そしてその陰謀には、戦後の日本復興を支えた大物政治家の影があった……。正義とは何か? 国益とは何か? 希望とは何か? 精緻な描写と骨太のストーリーに、誰もがページを繰る手を止められなくなるはず。日本の社会派小説の歴史は、ここからまた始まる!

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