- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163902647
感想・レビュー・書評
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素晴らしい! これぞ冒険活劇。
メンターという単語を知ったのは少路幸也氏の解説文だったのだけれど、そういや古き良き児童書にはそういう存在が当たり前にいた。
いつしかその存在が完全ではないことを知り、エンタメとして裏切る可能性を感じ始めたあたりから、自分はつまらない大人に近づいてしまったのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆5つ
読み易い、分かりやすい、なので大変に面白い。でもこれってもしかすると少年少女向けの作品でSKY?
こういう宝塚調?のカバー表紙絵で無ければそんな風に考える必要も無いのだけれど。
しかし、この物語は突然始まったものだろうか。それとも何らかの伏線が他のこみち君の作品達(『バンドワゴン」や『札幌アンダソング』ね)との間にあるのだろうか。
ま、どっちでもいいけどとても面白いのでちょっと気になる。
それと都合の悪い、いや合理的な理由付けがちょいとむづかしい場面になると「ここはパリだから!」という決まりモンクで締めくくってしまう。全く調子のい事だ。こういういわば定番の語り口を発明してしまうと何かと都合よく面白い作品が書けてしまうのであった。うらやまめしくてすまぬ。
読み終わった瞬間にのっけの最初のペジに戻ってもう一回読み始める。すると沢山の新発見が有るのであって、本と言うのはすべからくみんな二回以上は読むべきなのだろうな、などと思ってしまう。わたしには出来ないが。すまぬ。 -
ええーっ!そんな!!って・・・ぬーん!また騙された!!w 一番の詐欺師は小路さんである、るるる。。。
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安定してて面白かった。
ちょっと感動もしたし。 -
いいですねぇ、こういう空気感。
ルパンとかホームズの時代の空気。
カタカナの使い方が、素敵すぎる。
マークの名字も、ムフフって感じだし。
作家志望の青年(実は御曹司)とか、絶世の美女の
ダンサーとか、チョイワル(死語?(笑))な探偵とか。
ラストの展開も、え?え?えええ?なところが素敵。