中島ハルコの恋愛相談室

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著者 : 林真理子
  • 文藝春秋 (2015年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163902661

中島ハルコの恋愛相談室の感想・レビュー・書評

  • 真理子天才だよ。タイムリーヒット。

  • 実際に出会ったら速攻で面食らってドン引きしちゃいそうなハルコ女史。
    我が道をブルドーザーのごとく突き進み、周りの人も嫌悪感を抱くか否か以前に彼女のペースに飲み込まれてしまっているような勢い。
    そんな勢いに身をゆだねて(というよりも”飲まれて”という方が適切かも)しまうと、辛辣な意見もハルコ女史の湧き出る自慢も、嫌な感じに聞こえず受け止められてしまうのが不思議です。
    「あぁ、そうねー」「そうかもしれないなぁ」と相槌を打ってしまうような意見を臆することなくどんどこ放ってくれるのが魅力的。
    こんなアクの強い人も、小説という異次元で出会う分には”高みの見物”ゆえに楽しくていいですね。

    林真理子さんの小説は「葡萄が目にしみる」以来四半世紀ぶり位に読んだけど、この人の作品はやっぱりとてもテンポがよくて読みやすいな…と再確認しました。

  • 濃いキャラに引きづられる人々。

  • 柚木麻子のアッコちゃんを彷彿とさせるハルコさん。強烈かつ強引なオバさんを案外世の人は求めているのかも…( ͡° ͜ʖ ͡°)でも自分は仲良くなれなそう…

  • バブル世代のおばちゃん。
    私よりちょっと上の世代でしょうか。

    あまりに図々しすぎるけれど、スカッとして面白かったです。

    頭の中でドラマ化 ハルコさん役はもちろん林真理子さん。

    続編もあるみたいなので読みたいと思います。

  • 図々しくてキャラの濃い、名古屋のオバチャン、ハルコという女性をフードライターの女性目線で描いた話。

    主人公のフードライター、いづみは仕事で訪れたパリでハルコという女性と出会う。
    会社経営者だというハルコは押しが強く図々しく、いかにもオバチャン!という感じの女性。
    何かというと自慢話ばかりして人から食事をおごられるなんて当たり前。
    だが、どこか憎めないハルコは求心力があり、何かと誰かの相談に乗っている。
    その様子を、何となくハルコとつきあうようになった、いづみの目線で描いた話。

    林真理子さんの話は何かというと、「バブルの頃は・・・」という話が出てくる。
    もう、ええ加減その話ええわ!とげんなりきてたけど、この話においてはそれがいい具合に使われていた。
    いつものちょっとシリアスで、取り澄ました人が主人公だと、バブルの自慢話は鼻につくけど、この話ではコミカルに響いていい感じになっている。

    ハルコは図々しくて、えらそうで押しが強い女性だけど、相談に乗るつもりなく乗って吐くアドバイスはそれなりに人生観を感じさせるものだった。
    それに、やはり林真理子さんの書くオバチャンという感じでどこか下品になりきれてなくて、見ていて不快感はなかった。
    大阪のオバチャンでなく、名古屋のオバチャンという設定にしたのも良かったと思う。

    こういう変わった、パワフルなオバチャンがいたら退屈しないし、この人と別れた後はホッとしながらもちょっと淋しい思いがするんじゃないかな~と思う。
    だから、主人公の女性も何となくハルコに関わってしまう。
    こういうパワフルさ・・・今の時代に失われつつあるもので、何となく懐かしい感じもしたし、こういう人がいる世の中って面白いと思う。

    お話は何となく「えっ?終わり?」という終わり方だったけど、それはこの話がまだ続くという事なのかな?と思う。
    最近、初めて読む作家の本をよく読んでたけど、そんな中読み慣れた作家の本を読むと、安心できるし、やはり林真理子さんはプロの作家だな~と思う。
    巧みな文章力で、軽く読ませてくれた本だった。

  • 面白かった。すらすら読める。

    社長の世界は今もこんなバブルなんだろうな。
    偉い人に口をきいてもらって、行列のできる店の席を確保してもらうとか、震災のときにタクシー代わりに車を呼びつけるとか……それをかっこいいこととして、自慢しているのがダサすぎる。
    それを著者はうすうすわかってて、でもちょっと自慢したいから、こういう引いた書き方にしているんだろうな。

    個人的にはミュージシャンの目指す若者に対する、「あの顔ならOK」がおかしかった。

  • バブル世代のオバちゃん大活躍。時代背景が分かると楽しいかな。

  • 嵐を呼ぶ女。
    批判炎上何のその!
    名古屋のお嬢様だったハルコ氏(52歳)が、男女の恋愛をブッタ切る。

    自己中心主義な考えと、後ろ盾と、大物つながりで、自分自身を大きく見せているが、今の都知事の枡添氏と、変わらない位、吝嗇家(?)である。
    高級店での食事は、他人の支払い、自分の食事は、一般のOLよりも、つつましやか(?)である。
    それでいて、言いたい放題。

    読むと元気になると、書かれてあったが、この本の通りには、一般的な人は、無理であろうと、、、、
    反対に思ってしまう。
    しかし、才覚がある女性として、このような世渡りをしないと、大物にはなれないのだと、、、、、思ってしまった。

    余りに強引的な、展開で、少し、食傷気味。

  • ランチのアッコちゃんに設定が似ていた。林真理子の本を初めて読んだが女子力を上げるヒントがいっぱい出てきてタメになりそうだと思った。実行するかどうかは別にして…。
    面白くて一気に読める。

  • 2016年3月西宮図書館

  • ざくざく読めて面白かったけど、このノリって昭和の気がするのは、私だけかなぁ?

  • 厚かましさ世界一、痛快無比、無敵のヒロイン中島ハルコ(52歳)。

  • おもしろかったー。
    こういう豪快で強い女性はいつの時代も必要とされますね。
    著者の林さんに抱いてるイメージとハルコさんが重なる部分がたくさんありました。
    タイトルからちょっとじめじめどろどろしたお話かと思ったのですがすっきり爽快なお話で楽しかったです。

  • 久々に林真理子さんの本を読みました。

    ハルコさん、最強です!
    こんなふうに生きてみたい~!
    でも、それは絶対無理なので、私もハルコさんと友達になりたい!
    そしたら、たいていのことは、「問題ない~!」と思えそう(笑)

    さらさら~と楽しく読めました。

  • 星3つにしましたが、
    面白かった。
    ハルコさんのやりたい放題、自由奔放が何とも楽しいのだ。

    そんな人がそれぞれの悩みを聴いて答えていくその豪快な回答がはっきり言って勉強になる⁉︎

    そうかそうか、男は結局女は可愛ければ許しちゃうのか〜とか。

    連載の時に読んでいたかった作品。

  • 中島ハルコさん最高、ぜひドラマ化してほしい、名取裕子さんがいいなー

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。

    恋愛だけではない相談に、中島ハルコが彼女の論理でどんどん解決していきます。
    読んでてすかっとする!には違いないけど、凡人である自分ではこういうふうに思い切れないだろうなぁと躊躇する…
    バブルの時代から著者の作品を読んでいるので、時代と共に主人公が身近にいるかもしれない「あぁ、いるいる…うーん、これってアリなのか!」という設定だから読みやすい。
    ネタバレってか、トシがバレるレビューになっちゃった。

  • 30代後半の女性フードライター・いづみ。パリで出会った女性社長・中島ハルコに振り回されながらも逞しくなっていく。
    連作短編集で読みやすい。ハルコさんのズケズケ容赦ない物言いにそれはどうなの?と思うところもあれば、スッキリするところもあり。口に出せず心の中に溜まっていくもやもやが消えていくよう。
    一番は単純にハルコさんのおかげでいろいろ美味しいものを食べられるいづみが羨ましかった。

  • ハルコさんの口を借りて
    自分の言いたいことを好き放題言わせてる感ヒシヒシではあるが
    爽快痛快でもある。
    全体でも話が動けばもっと面白くなると思うのだが。

    【図書館・初読・12月22日読了】

  • 52歳バツ2の独身美人社長ハルコ。
    たまたまパリで知り合ったフードライターいづみこは、彼女の言動に振り回されながらも、強烈なあこがれを抱く。

    お金があって、自分に自信があって、常に堂々としている。人に気を使わず、思ったことを何でもやって言っているのに、なぜか憎めない。

    多くの信奉者がいるのも納得の豪快さ。こんな生き方ができたら痛快だと思う

  • 痛快、豪快なハルコさんのお話。生き生きと自分の道を生きているハルコさん、やっぱりかっこいいな

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