ロマンス

  • 文藝春秋
3.15
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本棚登録 : 89
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903040

作品紹介・あらすじ

気鋭の映画監督が書き下ろすコミカルな人間ドラマロマンスカーの車内販売員・鉢子はひょんなことから、怪しい中年男と箱根の名所巡りをすることに。大島優子主演の同名映画原作。

感想・レビュー・書評

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  • ロマンスカーの車内販売という設定は面白かった。
    車内のハプニングとかお仕事あるあるな内容がよかったかな。
    鉢子の母との確執も解決も前進もなく、おっさんもどうなったのか?

  • 映画化前提の本?
    登場人物の誰にも共感できなかった。成り行きとはいえ、この2人が一緒に行動するようになる経緯もおかしい。それぞれが持つ過去へのわだかまりも唐突な印象だ。
    もし映画になってもきっとつまらないだろう。
    小説としてもひどくつまらなかったから。
    「箱根登山鉄道」「塔ノ沢」というワードだけが僕の思い出を少しだけくすぐった。

  • 装丁がよい
    おっさんなぜハチコに手を出そうとした
    終わりがよければいいのか

  • 鉢子はロマンスカーの車内販売員。
    ある朝届いた生き別れの母からの手紙がきっかけで、
    彼女は怪しい男と箱根巡りをするハメに…。

  • ロマンスカーではないけれど、偶然にもいつもより遠い所へ行く途中の車内にて読了。映画とお話、あわせてほっこり。

  • 怪しいおっさんと2人で逃避行。
    たった1日の出会いが、
    2人のそれぞれの気持ちを変えていく。
    後悔、思い出、葛藤。重ね合わせながら旅をする。

    恋愛でもなく、友情でもない、距離と感情が良い。
    数ある出会いと別れの中の、だけどきっと深く胸に刻まれる。甘く切ない小さなロマンス。

    フェルメールブルーの装丁と、
    可愛いイラストがステキ。
    箱根。ロマンスカー。
    自分にとっても思い出の深い地で親近感が湧き、良かった◎

    日常の中にある『分岐点』。
    些細な選択で変わる人生、出会い、別れ。
    タナダユキさんのお話には、いつも踏み出す勇気をもらえる。
    ラストシーンはとても晴れやか!

  • ロマンスカーのアテンダント、鉢子のお仕事小説かと思いきや、怪しい映画プロデューサーと箱根巡りをするストーリーでした。映像で見たらどんな感じかなと興味がわきました。

  • 百万円と苦虫女のタナダユキさんの小説。なかなか味わい深いです。小田急線沿線に住んでいるので、親近感もわきます。映画も良さそうなので、見てみないとなー。

  • 映画タナダユキ『ロマンス』用。
    なかなか良かった。
    タナダユキのちょっとしたトリップムービー。
    結構コメディタッチで描かれてるし。
    あと箱根湯本駅とか大涌谷とか映って、親近感がわく。

    こういう邦画っぽいこういう邦画を観ると、非常に心地良い。大倉孝二はやっぱ良いな。

    そして前田敦子に続き、大島優子も演技は良い感じ。

  • 2015.10 市立図書館

    初の作家さん。
    でも名前みたことあるなぁと思ったら、「百万円と苦虫女」の監督さんだったのね。

    おもしろくて、ぐいぐい読んだ。

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