- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163903040
作品紹介・あらすじ
気鋭の映画監督が書き下ろすコミカルな人間ドラマロマンスカーの車内販売員・鉢子はひょんなことから、怪しい中年男と箱根の名所巡りをすることに。大島優子主演の同名映画原作。
感想・レビュー・書評
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ロマンスカーの車内販売という設定は面白かった。
車内のハプニングとかお仕事あるあるな内容がよかったかな。
鉢子の母との確執も解決も前進もなく、おっさんもどうなったのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画化前提の本?
登場人物の誰にも共感できなかった。成り行きとはいえ、この2人が一緒に行動するようになる経緯もおかしい。それぞれが持つ過去へのわだかまりも唐突な印象だ。
もし映画になってもきっとつまらないだろう。
小説としてもひどくつまらなかったから。
「箱根登山鉄道」「塔ノ沢」というワードだけが僕の思い出を少しだけくすぐった。 -
装丁がよい
おっさんなぜハチコに手を出そうとした
終わりがよければいいのか -
鉢子はロマンスカーの車内販売員。
ある朝届いた生き別れの母からの手紙がきっかけで、
彼女は怪しい男と箱根巡りをするハメに…。 -
ロマンスカーではないけれど、偶然にもいつもより遠い所へ行く途中の車内にて読了。映画とお話、あわせてほっこり。
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怪しいおっさんと2人で逃避行。
たった1日の出会いが、
2人のそれぞれの気持ちを変えていく。
後悔、思い出、葛藤。重ね合わせながら旅をする。
恋愛でもなく、友情でもない、距離と感情が良い。
数ある出会いと別れの中の、だけどきっと深く胸に刻まれる。甘く切ない小さなロマンス。
フェルメールブルーの装丁と、
可愛いイラストがステキ。
箱根。ロマンスカー。
自分にとっても思い出の深い地で親近感が湧き、良かった◎
日常の中にある『分岐点』。
些細な選択で変わる人生、出会い、別れ。
タナダユキさんのお話には、いつも踏み出す勇気をもらえる。
ラストシーンはとても晴れやか! -
ロマンスカーのアテンダント、鉢子のお仕事小説かと思いきや、怪しい映画プロデューサーと箱根巡りをするストーリーでした。映像で見たらどんな感じかなと興味がわきました。
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百万円と苦虫女のタナダユキさんの小説。なかなか味わい深いです。小田急線沿線に住んでいるので、親近感もわきます。映画も良さそうなので、見てみないとなー。
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映画タナダユキ『ロマンス』用。
なかなか良かった。
タナダユキのちょっとしたトリップムービー。
結構コメディタッチで描かれてるし。
あと箱根湯本駅とか大涌谷とか映って、親近感がわく。
こういう邦画っぽいこういう邦画を観ると、非常に心地良い。大倉孝二はやっぱ良いな。
そして前田敦子に続き、大島優子も演技は良い感じ。 -
2015.10 市立図書館
初の作家さん。
でも名前みたことあるなぁと思ったら、「百万円と苦虫女」の監督さんだったのね。
おもしろくて、ぐいぐい読んだ。