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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163903057
感想・レビュー・書評
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まず気をつけねばならないのは、山崎豊子の主要作品のあらすじと結末が、所々で明記されてしまっている事。未読の読者には完全にネタバレになっており、これから読むつもりの人は其処を読み飛ばさざるを得ない。もう少し配慮して欲しかったところ。
ただ既読の読者にとっては、作中の具体的な出来事に対するエピソードとして興味を持って読める。全体的には、山崎作品が好きな人には面白く読める回想録になっており、圧倒的な取材量、人脈、取材旅行は、これらがあってこそのあの大作なんだと感慨深くなる。間近で見てきた秘書ならではの、作家のバイタリティ溢れる逸話も楽しかった。 -
なぜ、長きに渡って秘書業が務まったのかという疑問は解けぬまま。