のろい男 俳優・亀岡拓次

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903590

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二作目であり第38回野間文芸新人賞受賞作。「映画にミラクルを起こす男」の活躍や生き方にまた出会えるのがうれしい。軽いタッチの中で著者のユーモアが炸裂し生き生きとした主人公らに会える第三作が待たれる。

  • 味のある脇役俳優の亀岡拓治のエピソード集第2弾全6編でしたが、今回もどの短編も味のある話ばかりで面白かったですね!
    飄々として憎めない亀岡拓治という人物像がいいです!
    弱気な性格の亀岡が思わず勢いあまって、きれてしまったエピソードなんかも良かったです。
    第3弾が発売されることを期待したい!です。

  • 俳優亀岡拓次の続編。
    前作同様亀岡のキャラクターがよかった。短編で読みやすく面白い作品だった。

著者プロフィール

1971年東京都生まれ。劇作家・小説家。97年「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げ。2009年小説『まずいスープ』で第141回芥川龍之介賞候補、14年『すっぽん心中』で第40回川端康成文学賞受賞、16年『のろい男 俳優・亀岡拓次』で第38回野間文芸新人賞受賞。

「2022年 『沓が行く。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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