零戦 7人のサムライ

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903804

作品紹介・あらすじ

世界に冠たる傑作機・零式(れいしき)戦闘機――通称ゼロ戦。真珠湾攻撃、マレー半島攻略戦に登場し、米英を震撼させたが、超人的な活躍をしたエースたちと共に、一機、また一機と姿を消し、最終幕は、特攻攻撃という悲劇だった。一戦闘機が辿った戦史は、対戦の実相に重なり合う。本人や家族に取材を重ね、零戦に命を賭けた搭乗員7人の、人生と戦闘の行方に迫る。「運命」と呼ぶには過酷すぎる日々を、人知れず乗り越えた無名の魂へ捧げる鎮魂の書。鬼と呼ばれた男――新郷英城真珠湾攻撃一番乗り――志賀淑雄ラバウル航空隊 真の勇者――上原定夫英機スピットファイヤー 零戦に完敗す――鈴木実山本長官護衛機の悲劇――杉田庄一ある艦隊搭乗員の落日――岡元高志一機一艦体当たり――大黒繁男

感想・レビュー・書評

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  • No.839

  • 【忘れえぬ名もなき魂に捧げる「鎮魂の書」】世界に冠たる傑作機・零戦。鮮烈な登場から特攻出撃までの凄惨な運命を、搭乗員7人の人生に重ねて描く。傑作王道ノンフィクション。

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著者プロフィール

1941年、大阪市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。専攻・国際関係論。日本文藝家協会会員。
主な著書として、『敷島隊の五人(上下)』『零戦の誕生』『暁の珊瑚海』(以上、文春文庫)、『ミッドウェー海戦(第一部・第二部)』(新潮選書)、『勇者の海』『空母瑞鶴の南太平洋海戦』(以上、潮書房光人社)、評論として『特攻とは何か』『松本清張への召集令状』(以上、文春新書)、『作家と戦争――城山三郎と吉村昭』(新潮選書)がある。

「2020年 『ラバウル航空撃滅戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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