フランダースの帽子

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著者 : 長野まゆみ
  • 文藝春秋 (2016年2月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904078

フランダースの帽子の感想・レビュー・書評

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  • 長野まゆみの最新作。
    妙な生々しさと幻想的なエピソードが絡み合っていて、独特の雰囲気を持った作品になっていた。この生々しさの部分を好きになれるかどうかで評価が別れるような印象。

  • 長野まゆみらしいと思ったけど
    どこがらしいのかよくわからない

    高校生のときから読んでるから
    長い付き合い(一方的な)

    介護とか、高齢者ネタが多いのは
    まゆみさんがそういう年齢なのかな?
    60くらい?(経歴見ればすぐわかるけど調べない)

    現代の日本的な話のような
    ちょっと不思議系なような

  • リアルさを持ちつつ、日常の中に潜む不思議や非日常が描かれている。はっとさせられて面白い。

  • 性別や、生死さえも曖昧な表現でぼやかすのは、この作家特有なのだろうか……。

  • ゆり彦とまり妃子というネーミングセンスが、初期を彷彿とさせて懐かしくさえ思いました。
    「ノヴァスコシアの雲」は、昔の作風だったら、家にいたのは老女ではなく少女の格好をした少年とかだったのかなぁ、と想像しながら楽しみました。
    手の混んだ編み模様のセーターの表現が堪らなく好きです。
    こういう細やかな美的なこだわりが、長野さんに惹かれる一因なのです。

  • ふわふわと幻想世界を漂うようなリアルのお話。
    一筋縄ではいかないミステリが織り込まれている感じが結構好み。こっちと思って読み進めていたら、実はこっちだった!みたいな。
    2話目からは覆されるのを期待して予想しながら読んでしまった。

    「ポンペイのとなり」…年子の姉と弟の話。中学生の頃弟が出奔した。その頃姉は原因不明の頭痛を再発していた。わたしは…(誰)
    「フランダースの帽子」…双子かと思うほどよく似た姉妹ミナカナが付いた嘘。私が学生のころ描いた「フランダースの帽子」という絵画と25年後に不思議な再会をした。
    「シャンゼリゼで」…母々子が開く読書会。今日の本は「かみのふね」。ゆり彦とまり妃子の話。
    「カイロ待ち」…購入した中古の一軒家。誰が住んでいるのかわかりにくい南の隣人。旅行好きの老夫婦が北の隣人。ここに来るたびに起こる謎の頭痛と不快感の正体は?
    「ノヴァスコシアの雲」…「雲の事務所」と書かれた瀟洒な一軒家には謎の老婦人がいた。
    「伊皿子の夫とパンと種」…スキューバダイビング中の事故で記憶を失った遠田浩紀の話。

    「ポンペイのとなり」と「フランダースの帽子」がお気に入り。

  • 短編6編。
    夢見る乙女みたいな以前の作風ではなく、老人介護、認知症などを間近にしているのだろうなという現実を連想させる。それぞれ謎のままの謎が設定される。

  • タイトルに惹かれて、10数年ぶりに長野まゆみを読んだ。こんな作家だったっけ?と頭を抱える。記憶にある、あの瑞々しい世界観はなくて、むしろどこか乾燥した物語。プロットのひねりはさすが。

  • 新刊が出る度に今度こそはと思っているが、
    毎回残念な読後を迎える。

    やはりどの話もいまいち印象に残らない。

  • どこまでが現実で、どこからが非現実なのか( -_・)?どの話も日常から気づけば、ふわふわした不思議な世界へ(^^)雲を編む「ノヴァスコシアの雲」が一番のお気に入り♪

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フランダースの帽子の作品紹介

ポンペイの遺跡、猫めいた老婦人、白い紙の舟…。不在の人物の輪郭、欠落した記憶の彼方から、おぼろげに浮かび上がる六つの物語。たくらみに満ちた短篇集

フランダースの帽子のKindle版

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