西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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著者 : 石田衣良
  • 文藝春秋 (2016年8月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904993

西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXIIの感想・レビュー・書評

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  • 売れないアーチストの作品が壊されるトラブル、大金を稼ぐユーチューバーが引き起こしたトラブル、少女と美容整形にからむトラブル、若者とブラック企業にまつわるトラブルの計4編。今回もマコトとタカシが、池袋のトラブルを解決する。
    ここまでくると、とりあえず読むか(笑)といった感じになってくる。相変わらずの読み易さと安定の面白さ。

  • 私は一体いつまでIWGPを読み続けるつもりなんだ、と思ってはいるがこっちはマコトやキングの何倍ものスピードで年を食っちゃうんだから仕方ない。でも読んでる間はいつもGガール気分です、おこがましいながらも。しかしマコトやキングがいれば万事オッケーと思える若さはもうないので、IWGPという馴染み深くまばゆいファンタジーの世界を心地よく漂うのみ。

  • “今”の社会問題を池袋を舞台にマコトとキングの話にするという、完全なるパターンで、予想以上でもないが裏切られることもない安定の面白さ。
    が、そろそろ年齢的にどうなの?
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14606510.html

  • 年に一度の楽しみ。池袋ウエストゲートパーク最新作。

    池袋西口商店街の果物屋で店番をする真島誠の元に、今日も依頼人がやって来る。

    誠の小学校のクラスメイト・和菓子屋の一人娘の小枝子は、区民アートギャラリーのトラブル。
    食えないアーチストの一世一代の作品が何者かに壊される。

    キングが持ち込んだ、信じられない金額を稼ぐユーチューバーのトラブル。
    スマホ一つでなんでも繋がる。

    決してマスクを取らない美少女のストーカーと美容整形にまつわるトラブル。
    美しさって、何だ?

    そして表題作のブラック企業。
    価格破壊の向こう側は人格破壊か。
    巧妙に組み上げられた搾取のシステムを突き破れ!

    常に時代の最先端を泥臭く駆け抜ける誠と池袋の仲間達。

    綺麗事ではすまない複雑なトラブルに知恵と人脈と胆力で立ち向かう。

    誠が手にするのがPHSからスマホに変わっても、トラブルはなくならない。むしろ複雑になり、混沌とするばかりだ。

    決して痛快なばかりではない。
    依頼者と同苦する誠のハートに皆がついてくる。

  • 池袋の西一番街にある実家の青果店で店番をしながらストリートファッション誌にコラムを寄稿している、池袋のトラブルシューター、マコトを主人公に据えたシリーズ、なんと12作目にあたる。

    もともと世相を切り取る印象の強い作品だったけれど、ここ数作はますますその傾向が強くなっていて、今回マコトが遭遇するトラブルもアートによる町おこし、ユーチューバー、ブラックバイトなど、近年の社会にある歪や隙間をテーマにしている。

    ある意味、賞味期限のある作品になっているのだけれど、このシリーズはそれでいいんだろうな。

    それにしてもマコトも年齢をとったなぁと感じる。ちょっと感慨がオッサンぽくなってきていて、読んでいる途中ではいよいよこのシリーズも店じまいかと思ったけれど、読了してみればまだまだ続きそうだなと感じた。

  • 【 #池袋ウエストゲートパーク #西一番街ブラックバイト 読了】
    .
    やっぱ、最高。
    これ以上、何を書く必要があるだろうか?
    IWGPより面白い本に出会えないのが、ここ数年の僕の一番の悩み。
    .
    マコトがカフェラテ好きになってるのがちょっとツボった。
    ꉁ(˃̤ԑ˂̤ ⑅)フ ̋ッ

  • 池袋を愛する二人の真剣さがいつも伝わってきます。
    廃校の増加、最近の将来の夢ユーチューバー、美容整形の台頭、ブラック企業と全て時事ネタ話で、読み易かったと同時に若干ストーリーが読めました。ソロソロ30歳になる二人の今後も気になりますね。

  • アート作品の損壊事件、ユーチューバー、整形勧誘オカマ、情熱系ブラックバイト。

    ユーチューバーが出てくるあたり、最新刊だなー。私なんかにはユーチューバーの魅力はさっぱり?なんですが、身体張ってるな…

    整形勧誘の話はやっぱりオンナなので、被害者たちの気持ちが分かる部分もあり…まぁ、自分が自分を好きになれるか…って大事なことです。

    女囚セブンの橋本マナミさん演じるところの全身美容整形オンナしかり。

    ブラックバイトのお話、こわー。こうやって弱者は搾取され使い捨てられるのか…

  • 池袋ウエストゲートパーク12、表題作を含む4編を収録。

    最先端の流行りものから現代社会のひずみに目を向け、そこに巣食う悪をえぐり出し、弱者に手を差し伸べるという姿勢は健在。作者ならではの切り口で、ぐいぐい読ませていく。
    うわべはハードボイルドを気取るマコトと、少年ギャングを束ねる氷のタカシのコンビも、相変わらず熱い。とくに、表題作はタカシの見せ場も多く、これはファンへの大サービスかな。そして私も、作者の思惑どおり素直にときめいた。

    このシリーズ、テーマによっては好き嫌いもあるけれど、新作が出れば読みたい。今後も、お決まりのパターンをあえて変えず、サザエさんのように年を取らないキャラクターとしてずっと生かし続けてほしいな。

  • マコトが卒業した西池袋第二小学校はアートサポートセンターTOSHIMAにリノベーション。同級生の本岡小枝子はそこにギャラリーを持っていたがゴジラに似た立体造形が2度壊されマコトに相談しにきたー【西池第二スクールギャラリー】他3扁◆このシリーズの最新作を読むたびに、「マコトたちと同年代くらいだったと思うのに…」と淋しくなる(笑)長年続いてマンネリ化と思わなくもないけど時事問題解決するあたり、こち亀みたいな安心感(笑)

    西口公園に行けとタカシに呼ばれたマコトは「140★流星」というユーチューバーの3周年記念が、戸田橋デストロイヤーZに狙われていると相談される【ユーチューバー@芸術劇場】アフィリで儲かるなんて、泡銭って思ってたけど本気でこれを生業に、と思った人は色々考えてるのね…。

    ◆ジェフに紹介された、と7月なのにマスク着用の美女、夏浦涼にストーカー園田の相談をされたマコトはー【立教通り整形シンジケート】あぁ…宗教でもオレオレでもキャッチでも、人の弱味で何度もタカる詐欺って手口一緒で「自分は大丈夫」ってみんな思ってるのにどうして洗脳されちゃうんだろう…

    ◆しかして今回12月に滑り込んで読んで良かった、と思った表題作【西一番街ブラックバイト】12月。谷口優は西一番街の路地を掃除しているOKグループの社員。OKに2桁を超えるGボーイズが働いていて苦情殺到なため責任を感じているキングタカシ。路地で「自己都合で辞めろ」と責められている人を見た翌日の昼、飛び降りをしようとしたその男はマサルの後輩ミツキだったー。◆これ、2015年12月が初出みたい。と、いうことは。電通の事件にインスピレーションで書いたわけはなない…。けど。あれからちょうど1年。今年のブラック企業大賞だよ。タカシみたいな情に熱いのに冷徹で強靭なキングがいてくれたら…(´;ω;`)

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西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXIIの作品紹介

ブラック企業の闇にマコトとタカシが迫る!今作でスポットを当てるのはユーチューバーやブラック企業。Gボーイズのキング・タカシの活躍が際立つIWGPシリーズ12巻目。

西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXIIのKindle版

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