小説家と過ごす日曜日

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 125
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905006

作品紹介・あらすじ

注目度NO.1メルマガ、待望の書籍化!大好きな本の世界を広げつ新しいフィールドはないか?この数年間ずっと考え、探し続けてきました。今、ここにようやく新しい「なにか」が見つかりました。本と創作の話、時代や社会の問題、恋や性の謎、プライベートの親密な相談……ぼくがおもしろいと感じるすべてを投げ込んでいくつもりです。 石田衣良「本の世界を広げる」というコンセプトで始まった、【石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』】。第一回の配信から話題になったこのメールマガジンを、一年分まとめた単行本が刊行となりました。とれたてのショートショート、作家が語る時事問題、「しくじり美女」をゲストにまねいた恋愛鼎談、とびきりパーソナルな人生相談……石田衣良の考えていることがすべて分かる、読み応えたっぷりの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • こちらも最高の空気感に終始包まれて読み進めました。
    ほんとうに、やさしく、落ち着きます。
    読んだ後の余韻が素晴らしいです!!

    にしてもコーナーの全てがセンスが良い!!
    ショートショートや、マコトがでてくるコーナー、
    おすすめの本、仕事や恋の相談など…
    本当に私好みでしかありませんでした。
    改めて石田衣良さんのセンスに惚れました。
    とくにアドバイスのセンスが光ってました。
    大人の余裕や経験があってこその助言という感じに
    わたしも心動かされました。

    パート2出て欲しいくらいに、すきです。。
    人生に不安になった時、悩んでいる時にまた読みたいです。
    新たな価値観をもたらしてくれます。

  • 石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』 | 石田衣良のメールマガジンの一年分。

    お悩み相談や読者とのトーク。短編あり、BOOK紹介あり。
    とにかく色々^^
    石田衣良さんのの小説だけじゃない、人生観をギュッギュッと感じられる楽しめる一冊です。
    元気ももらえるし、目から鱗的な発想もありました。

  • 読者からの質問と回答、それに関連するショートショートがある。内容は同意できるところ、できないところがあるが、お金に関するアドバイスは適切かなぁと思った。でも時々おじさんのような意見もあるような…

    さらっと読めて面白い本です。

  • 自分の考えに凝り固まったらいけないと再認識しました。

  • 914.6

  • その時々のニュースを取り上げてるのが、ネット感がある。
    書評もいい。読みたくなってくる。


    図書館で本を借りるのは悪なのかな。

  • メルマガをまとめた書籍なのかな?エッセイから人生相談?からショートショートから色々な読み物があるし、一つ一つのボリュームも多くないので気楽に楽しめました。
    石田衣良さんの作品はたくさんの色があって、一時期すごく読んでいました。好きな作品もあれば、当然合わない作品もあったのはたくさんの色があるからこそ。セクシーなことを書いたり言ったりされる事も多いなと思っていましたが、そんなこんなもスタンスなんだなーと腑に落ちました。
    TVなどで拝見する衣良さんは少し引いた視点というか客観的で低温?静かなトーンのイメージで、熱量過多な自分はちょっとトーンが違うなぁと勝手に思っておりました。そういう客観的な面も感じられましたが、インタビューだったり、エッセイだったり、雄弁な面も感じたり興味深かったです。

  • 石田衣良さんのメルマガを書籍化!
    衣良さんと真島マコトが同じテーマで書くエッセイ!w
    多才な人だなぁ~w そして、いろいろスマートな感じ。
    「本の世界を広げる」というコンセプトらしく、好きな本を紹介してたり、バラエティに富んだショートショートの掲載も♪
    「しくじり美女」をゲストにまねいた恋愛鼎談なんてのもw

    難しい問題も、人生相談も、肩ひじ張らずに、さらさらと等身大で語ってくれている感じに好感が持てる♡

  • ショートストーリー、時事問題、人生相談、おすすめ本、エッセイなどなど
    メールマガジンをまとめたもの。
    なるほどなーってのもあれば、ふーん?ってのもあり。

    【図書館・初読・9月21日読了】

  • この本の存在も、メールマガジンの存在も知らなかったけど、マコトのエッセイが読みたくて購入。お悩み相談のコーナーやショートストーリーなどなど、意外と盛り沢山な内容だった。石田さんの考え方がシュールだったり共感できたり。ゆるーく、面白い、一冊でした。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田衣良の作品

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