四月になれば彼女は

著者 :
  • 文藝春秋
3.23
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本棚登録 : 3526
感想 : 295
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905532

感想・レビュー・書評

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  • 情景描写がうまいよね。

  • 映画化されると知り、長澤まさみや藤井風の名前に釣られて読んでみた。
    最後までなんとか読み切った。テーマはわかるけれど、物語の印象が薄い。登場人物の視点や風景を映像にしたら美しいものが出来そうだとは思う。

  • 藤井風が映画の主題歌を歌うというので、原作を読んでみた。軽いなぁ。ライトノベルみたいだ。
    こう都合よく人が死んだり、出会えるはずのない場所で出会えたりするものか。
    書きたいテーマはわかるけど、わかりやすすぎるのは最近の小説の流行なのか。

  • 「愛情といえばなにもかもが許されるのが嫌なんですよ。愛し合うふたりは無条件で美しくて素晴らしいものだという感じが。愛情って、もっと無様で孤独なものだと思うから」
    P97 藤代の同僚 奈々の台詞

  • 正確に書くと星3.6。
    映像向きな作品のような気がした。
    言葉で書くのは難しいけど、ベールがかかったみたいに綺麗な世界が、映像を思い起こさせるというか。
    映画みたいに綺麗にまとまっていたし、すぐに読めた。

  • 1ヶ月一話ずつ読みたいような…
    (結局一気に読んだのですが)
    気温やお天気などでも気分て変わるし、
    分からないながら、迷いながらも
    フジは愛してる(愛されてる)!!
    素敵なお話でした。

  • 愛することで、愛される。
    一瞬でも重なり合った奇跡は、永遠じゃないかもしれない。
    だけど、それを大切に、重なる部分が薄れても、重なるために、カケラを拾い集めていくこと。

  • 人を好きになりたくなった、よね。

  • 複雑であり単純な恋愛を小説で書かれている部分がとてもよかったです。そして、読みやすかった!

    現実の恋愛は、好きな人ができて、付き合ってとかじゃない。だからこそ、実写映画などをみていると、そんな簡単な映画あるわけない!とかツッコミたくなってしまいます。でも、この小説では、複雑な恋愛だけど、現実ではあり得るような内容なところがとても良かったです。

  • 曖昧な感想にはなりますが、情景のひとつひとつが素敵だったことが印象的でした。
    しかし、藤本と弥生が話している時などに、映画の情報を入れられてくるのは、少しイライラしてしまいました。マルチタスクを強要される文章も楽しめるように、自分の脳の容量をもっと増やしていきたいです。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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