サロメ

著者 :
  • 文藝春秋
3.75
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本棚登録 : 2009
感想 : 246
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905891

感想・レビュー・書評

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  • 19世紀末の文芸界にセンセーショナルを起こした戯曲「サロメ」。この出版に際して挿絵を描いた夭折の天才画家オーブリー・ピアズリーとその姉・女優メイベルの姉弟を主人公としてオスカー・ワイルドその他の人物が「サロメ」を出版し、そして上演されいていく。
    確かにサロメとヨハナーンの絵は強烈なインパクトがあり、印象に残っている。これが「サロメ」のイメージを決定づけたことは間違いない。私にとっては印象的なR・シュトラウスのオペラの世界を想起しながら読了した。

  • 原田マハ、最新刊。

    期待値が高すぎたか?それとも、題材のアーティストがあまり身近じゃなかったからか。。。僕の場合、ストーリーもあるけど物語の描写がイメージできるかが大事なので、今回はちょっとピンとこなかった。。。

    でも、内容的にも物足りなかったなあ。。。残念。

  • 前提知識が無さすぎて、さっぱり分からなかった。
    最初の展開がどこに繋がっていたのか。
    結局、仏語と英語という話?
    やはり分からない・・・

  • 20170208 amazeランキング2位
    なかなか読み進まない。
    ギブアップです。
    20170610

  • 原田マハさんの芸術の香りに溢れた作品「サロメ」、2017.1発行です。ロンドン、パリを交互に描きながらストーリーを展開させていく手法は、「暗幕のゲルニカ」と同じパターンでしょうか・・・。美術の世界と文学の世界を融合する原田マハさんの独自の小説、彼女ならではと思います。私としてはこの種の作品は「楽園のカンヴァス」で十分に満喫いたしましたw。でも、原田マハさん、大好きなので新刊が刊行されると期待して読んでしまいますが(^-^)

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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