- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163905891
感想・レビュー・書評
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19世紀末の文芸界にセンセーショナルを起こした戯曲「サロメ」。この出版に際して挿絵を描いた夭折の天才画家オーブリー・ピアズリーとその姉・女優メイベルの姉弟を主人公としてオスカー・ワイルドその他の人物が「サロメ」を出版し、そして上演されいていく。
確かにサロメとヨハナーンの絵は強烈なインパクトがあり、印象に残っている。これが「サロメ」のイメージを決定づけたことは間違いない。私にとっては印象的なR・シュトラウスのオペラの世界を想起しながら読了した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原田マハ、最新刊。
期待値が高すぎたか?それとも、題材のアーティストがあまり身近じゃなかったからか。。。僕の場合、ストーリーもあるけど物語の描写がイメージできるかが大事なので、今回はちょっとピンとこなかった。。。
でも、内容的にも物足りなかったなあ。。。残念。 -
前提知識が無さすぎて、さっぱり分からなかった。
最初の展開がどこに繋がっていたのか。
結局、仏語と英語という話?
やはり分からない・・・ -
20170208 amazeランキング2位
なかなか読み進まない。
ギブアップです。
20170610 -
原田マハさんの芸術の香りに溢れた作品「サロメ」、2017.1発行です。ロンドン、パリを交互に描きながらストーリーを展開させていく手法は、「暗幕のゲルニカ」と同じパターンでしょうか・・・。美術の世界と文学の世界を融合する原田マハさんの独自の小説、彼女ならではと思います。私としてはこの種の作品は「楽園のカンヴァス」で十分に満喫いたしましたw。でも、原田マハさん、大好きなので新刊が刊行されると期待して読んでしまいますが(^-^)