ダブルマリッジ The Double Marriage

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著者 : 橘玲
  • 文藝春秋 (2017年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163905921

ダブルマリッジ The Double Marriageの感想・レビュー・書評

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  • 橘 玲さんの本は、金融系の小説を読んだことがあります。
    すごくおもしろかったですが、今回は、戸籍について。

    フィリピンに残された日系フィリピン人がどうして日本国籍を手に入れているのか、手に入れたいのか。
    小説はフィクションですが、戸籍にまつわる部分は事実と書かれてました。

    自分の知らないうちに戸籍が変わってるとか、合法でそういったことがあるなんて…
    こちらも興味深い一冊でしたが、主人公のケンイチにはがっかり。二人のマリアの方は、幸せになってほしかった。

  • 国ごとに婚姻の成立要件が異なることは意外と知られていないのではないかと思う。国際私法のお話。面白くて一気に読んだ。

  • お嬢様モデルが母に頼まれて戸籍謄本を取り寄せたことから、一流商社マンの父がかつてフィリピンで結婚し子供までいる事がわかった

    母と出会う前にフィリピンで彼女ができて教会で式を挙げたことは確かだが、すぐに帰国して別れたのでまさか重婚になっているとは、と父本人も思っていなかった

    なぜ日本で重婚が許されたのか、という点については事実に基づいているそうでビックリ。

    フィリピンのある地域の貧しい環境、ほんの少し前にフィリピンツアーが流行し日本人男性が売春ツアーを行っていたという事実には何とも言えない思いになった

  • 日本人の外国人に対する偏見や違法就労、入管法、戸籍法の問題点を浮き彫りにするために書いたんだろうなーという小説。ほんと外国に買春ツアーに行って妊娠させて認知もせず逃げる男最低。違う意味で日本スゴイ。

  • 大手商社のエリート社員、桂木憲一は、妻、娘と幸せな家庭を築いていた。しかし、パスポート更新のために戸籍謄本を取り寄せたら「婚姻」欄に妻と並んで、マリア・ロペスというフィリピン人女性の名が書かれていた。
    戸籍上、重婚は成立することに驚き。
    面白かったが、説明口調で小説というよりはノンフィクションに近い。
    (図書館)

  • んー。
    登場人物の誰にも共感出来ないし、思い入れもない(笑)
    娘の謎の行動力、腹違いの兄への執着心…。
    主人公?の過去の過ち?は若さゆえだとしても、この後に及んでまたそれ?というのも驚くし…。
    最初は、世間体ばかり気にしてキリキリしている妻に嫌悪感だったけど、最終的には妻が一番まともなのかな?(私に近いかな?笑)と思った。

    …と言うかどうしてこの本を予約したのか思い出せないー(笑)

  • 内容紹介

    大手商社のエリート社員、桂木憲一は、妻、大学生の娘と幸せな家庭を築いていた。が、パスポート更新のために、戸籍謄本を取り寄せたことから、生活が暗転しはじめる。なんと、最新の謄本には、「婚姻」欄に、妻の里美と並んで、マリア・ロペスというフィリピン人女性の名が書かれていたのだ。
    実は憲一は20年ほど前、マニラ赴任中に、このマリアと結婚式を挙げながら、一人で帰国したままになっていたのだった。役所に確認すると、そのマリアから、フィリピンの婚姻証明書が送られてきたため、憲一の戸籍に名前が入ったのだという。しかし、日本では重婚は認められていないはずではないか?
    役所に問い合わせると、「刑法には重婚罪がありますが、民法上は、当事者からの請求がないかぎり、行政が重婚を解消する手続きは、定められていないのです」という意外な答えが返ってきた(警察が刑事罰として動くことも事実上ない)。
    さらに数日後、憲一の自宅に、一通の封書が届く。中を確認した妻は悲鳴をあげた。
    送られてきたのは新たな戸籍謄本で、そこには「長男」として「ケン」という名が書かれていた。
    それにしてもマリアはなぜ、今になってこのような行動に出たのか――。
    事実に基づく驚天動地のストーリー。

  • お嬢様でモデルの大学生マリが父親の戸籍謄本を取り寄せたら見知らぬ外国人の名前が記載されていた…というところから始まる小説。
    重婚なんてありえないでしょうと思ったら、戸籍に関する記述は全て事実だそうで、私の知らないフィリピンの事情などとても勉強になりました。
    投資や経済に関するノンフィクションの著書も多く出されている著者のフィクション。緊迫感があり、あっという間に読み終わりました。

  • 順調な仕事,幸せな家庭と順風満帆の人生を歩んでいたエリート商社マンの主人公だが,若いときに赴任したフィリピンでの軽はずみな行動から思わぬ陥穽に落ちる…。『言ってはいけない』『マネーロンダリング』などのベストセラーで有名な作者さんの最新小説だが,描きたかったのは「主人公の娘の成長物語?」「傍若無人に振る舞う日本人への警鐘?」もう一つテーマがよくわからない。

  • 好きな作家さんです。お父さんが浅はかな人ですね。

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ダブルマリッジ The Double Marriageの作品紹介

大手商社のエリート社員、桂木憲一は、妻、大学生の娘と幸せな家庭を築いていた。が、パスポート更新のために、戸籍謄本を取り寄せたことから、生活が暗転しはじめる。なんと、最新の謄本には、「婚姻」欄に、妻の里美と並んで、マリア・ロペスというフィリピン人女性の名が書かれていたのだ。実は憲一は20年ほど前、マニラ赴任中に、このマリアと結婚式を挙げながら、一人で帰国したままになっていたのだった。役所に確認すると、そのマリアから、フィリピンの婚姻証明書が送られてきたため、憲一の戸籍に名前が入ったのだという。しかし、日本では重婚は認められていないはずではないか?役所に問い合わせると、「刑法には重婚罪がありますが、民法上は、当事者からの請求がないかぎり、行政が重婚を解消する手続きは、定められていないのです」という意外な答えが返ってきた(警察が刑事罰として動くことも事実上ない)。さらに数日後、憲一の自宅に、一通の封書が届く。中を確認した妻は悲鳴をあげた。送られてきたのは新たな戸籍謄本で、そこには「長男」として「ケン」という名が書かれていた。それにしてもマリアはなぜ、今になってこのような行動に出たのか――。事実に基づく驚天動地のストーリー。

ダブルマリッジ The Double MarriageのKindle版

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