- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163906133
作品紹介・あらすじ
昔の男の死体を前に、美しいピアニストは言った。「どっちかを選ばなくてはならなかったんです」……彼女に翻弄され、不倫の恋に走った挙句毒を呑んで死んだ兄と、バイオリニストの弟。女と男が再会したのは、チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」のゲネプロだった。表題作ほか、「後ろ姿の夜桜」「スキャンダル、スキャンダル!」「私の秘密はあなたの秘密」「夜は知っていた」「夕やけ小やけ」「闇に迷って」の計7篇を収録。国民的作家・赤川次郎の、記念すべき600作目は、デビュー以来の「幽霊シリーズ」第26作。
感想・レビュー・書評
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ハイまた出ました。みんな大好き赤川次郎。
何度でも言いますが、
時間ないけど本読みたいな。
って時とか、
ガッツリじゃなくていいんだ。
とりあえず読書をしたっていう経験値が欲しいんだ俺は。
っていう時にオススメなんです本当に赤川次郎は。
そもそもブクログ使ってる方は本好きしかいないと思うから、こんなこと言うのはほんとに野暮としか言えないんですけども、もし身近に「読書って何かいいよね、自分は読めないんだけどさ」って方がいらっしゃったら、赤川次郎オススメして欲しい。
私も
「漫画しか読んだことない自分でも読める作家誰?」
って何名かに聞かれたことあるけど、漏れなく赤川次郎オススメしましたよ。
誰も読んでくれなかったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幽霊シリーズ26作目。しかし、ループしてサザエさん状態。いつまでも40歳中年と、女子大生探偵。でも、推理トリックのネタは尽きない。
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安定の赤川次郎。
面白く、サクサク読めて、何も残らない(笑)。
しかし読後感は爽やかで、活字中毒にとってはつくづく有難い作家。 -
いつも通り!安定のテンポの良さと短さで読みやすい。映像化しても面白いなぁこのシリーズ。
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好きなシリーズ。
短編なのですぐ読める。
昔の男の死体を前に、美しいピアニストは言った。「どっちかを選ばなくてはならなかったんです」……彼女に翻弄され、不倫の恋に走った挙句毒を呑んで死んだ兄と、バイオリニストの弟。女と男が再会したのは、チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」のゲネプロだった。表題作ほか、「後ろ姿の夜桜」「スキャンダル、スキャンダル!」「私の秘密はあなたの秘密」「夜は知っていた」「夕やけ小やけ」「闇に迷って」の計7篇を収録。
国民的作家・赤川次郎の、記念すべき600作目は、デビュー以来の「幽霊シリーズ」第26作。 -
安定の面白さ。テンポよく読めた。
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【前人未到の六〇〇作目は、おなじみ幽霊シリーズ!】書き続けて六〇〇作! オール讀物新人賞受賞作「幽霊列車」から四十年、宇野警部と永井夕子の歳の差コンビは今日も殺人現場に遭遇。