- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163906430
感想・レビュー・書評
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著者初読み。
直木賞を受賞した作家さんであることは知っていたけど、受賞作にはあまり興味がなく、この作品もネットニュースで取り上げられていたこと、タイトルからミステリーだと思い込んで読んでしまった…
7人の少年を殺害したことで、アメリカで逮捕された「サックマン」この事件の謎を解く話かと思いきや、「サックマン」が犯罪に手を染めてしまった原因があったと思われる青春時代の話を描いている。
「サックマン」の正体、この物語の書き手である「わたし」が分からないように、ストーリーが展開する。青春時代である1984年と、「サックマン」が逮捕された2015年を行ったり来たりする展開だが、主点が変わるので、私には読みにくかった。舞台が台湾なので、普通にカナ表記されるものを漢字で表しているのも、かなり苦戦した。
友情の物語と称賛している意見も多いが、少なくても、私はこの4人に感情を移入することも出来ず…残念…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
商品の説明
一九八四年、台湾で四人の少年たちは友情を育んでいた。三十年後、そのうち一人が全米を震撼させる殺人鬼に。超弩級の青春ミステリ。 -
2019.11.15
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3.9 誰も薄氷の上を歩いていて、誰が人生の氷が割れて落ちるかはわからない。薄氷をともに歩いた思いは消えないって話かな。台湾版スタンドバイミー。
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2018/11/21
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やっぱりどこをどう頑張っても台湾は離れられないのかな?3作目くらいだと思うんだけど、ずっとこれだときついかなあ。設定とどんでんの面白さはこっちの方があるけど、なんかその心の動きみたいなのがちょっと理解しがたかったのが残念。
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サックマンは予想していた人ではなかった。
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面白かった。舞台が台湾なので、読みにくいかなと思ったけれど、そんなことはなかった。どんどん引き込まれた。
語りかた、うまいよね。