- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163906614
感想・レビュー・書評
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読み遺していた第伍部を久しぶりに読みました。殆ど普通の三國志になってしまっていましたが、孔明も歳をとったし、立場が立場なので仕方ないとこです。七擒七縦の件が大好きなので、満喫しました。
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泣き虫でも弱虫でもいられず、拠り所も次々と失い。兄上こそ、しあわせなのですか。
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日経夕刊連載の宮城谷昌光「諸葛亮」がつまらないので、酒見健一の本を思い出し、最後の第5部に手を付ける。
2023年1月14日読了。
やはりというべきか、「三国志」と「三国志演義」をなぞった内容になってしまっていて、第一部あたりで感心した抱腹絶倒の趣きは皆無となっている。
つくづく思うのは、喜劇人もそうであるが、笑いにはエネルギーが大量消費されるので長続きするのは本当に難しい。
最後はただの役者になった喜劇人のなんと多いことか、チャップリンも。 -
爆笑モードではじまったこのシリーズも、最終巻ではやっぱりしんみりとなりました。あ~~成都に行きたい!
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軽妙洒脱な語り口で奇才諸葛亮孔明を描いたシリーズ最終作。今回は南蛮戦と北伐がメイン。関西弁で武闘派ヤクザみたいな孫権は相変わらずだが孔明の毒気はだいぶ薄れてきたように感じる。魏延の扱いが悪く趙雲は良いというのは従来の三国志どおり。
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面白かったと、思います。
うううう。記憶が -
完結〜〜〜!
終わりがくるのはわかっていたけど寂しいことだ。
そんなふうに思わせてくれた酒見さんに感謝。
こんな三国志も良いなぁと新刊が出るたびに新鮮に楽しませてもらえた。
読んでる時間は幸せだった。
場面が場面なだけに、はちゃめちゃなシーンは少なかったけど、変態な孔明に会いたくなったら、またこのシリーズを読み返そう。 -
最終巻。最初のあの変人振りが全くなくなって、普通の孔明になってしまったなあ・・・
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完結巻。
序盤のノリノリな感じを文章にするのは、終盤では展開的に難しいのかなと思いました。最後まで面白かったですが、その辺はちょっと寂しかったなと。
このシリーズの劉備が好きでした。親しみやすく。
あと趙雲が最後までいちいちかっこよかったです。彼を表す言葉もやっぱりかっこいいものばかりでした。いつも青春を感じさせる、とか。きらりと光る、とか。 -
酒見賢一さんの三国志も、この5部でついに完結です。
今回は南征と北伐、そして孔明の死までが描かれました。笑える三国志として、第一部と第二部では、そのはっちゃけぶりが印象的でしたが、巻を重ねるごとにパワーダウンしてしまったのが残念でした。(史実との兼ね合いもあるので、そうそう無茶はできないという事情もあったのでしょうが。^^;)