いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術

著者 : 桧山タミ

• 文藝春秋 (2017年7月28日発売)

作品紹介・あらすじ

タミ先生の言葉は「人生のお守り」です！九州地方で活躍する92歳の現役料理家タミ先生の初の著書。台所に立つ女性の心の拠りどころになるお話が一冊にまとまりました。タミ塾の愛情レシピも収録。◎◎タミ塾の50年の教えが詰まった人生の教科書◎◎◆年を重ねても健やかに生活する術に触れたいとき…… 1章 [大らかなれ] わたしの生活習慣、心とからだの養生◆自然に寄りそった食の大事を思い返すとき…… 2章 [賢くあれ] 自然とからだを結ぶ旬材、学び方と選び方◆調理道具や調味料の知恵を知りたいとき…… 3章 [健やかなれ] 五感に心地良い、基本の道具と調味料◆子育てや家族のつながりに心を寄せたいとき…… 4章 [やさしくあれ] 子ども・家族、命を思いやる家庭料理迷いや悩みがあるとき、この本を開いてみてください。ふと心に触れるタミ先生の「ほんとう」の言葉が生きる力につながるお守りになるはずです--。

感想・レビュー・書評

[nanamiさんの感想 · 2023年6月15日]

桧山タミさん、わたしの好きなおばあちゃんランキング3位以内に入る。優しくて賢くて大好き。

素敵な道具がでてきて買い揃えたくなるけど、どう考えてもいまのわたしに足りないのは料理を作るときのきもち。毎日かったりぃなと思って作ってるから食べてもらえないんだなと思った。簡単で質素なものでも、家族のことを思って機嫌よくやろう！なんかすっごく元気になったぞ〜

[gonnyomu1221さんの感想 · 2023年3月9日]

忙しくなると
油
糖分
アルコール
ぶくぶくぶよぶよ
自分の中に溜まっていくのが分かる

環　毒を出し　巡らせ　滞りなく
自然と共に生きてきた
ヒトの知恵

忙しい時ほど
立ち止まって体と心の声を聞く
呼吸
運動
気持ちのいい食事
正しくストレスを解消する

快くん、貸してくれてありがとう

[Jackyさんの感想 · 2022年11月25日]

なんて素敵な人なんだろう。
ばぁちゃんを思い出した。
来た人にはお腹空いてないか気遣い
ゆったり座ってる時でも
何かしら手を動かしていたばぁちゃん。

とても素敵な本に出会えた。
当たり前のようでハッとさせられる言葉たち。
まだまだ未熟者だけど
少しずつしっかりと歳を重ねていきたい。
疲れてる時に手に取りたい一冊。
手元にいつも置いておきたい。

[lackyさんの感想 · 2022年10月27日]

西洋料理を基礎から学び、世界各地の料理も知った上で、日本の家庭料理の指導の道を選ぶというのがカッコいい。
「自分の生きる土地にあったものを食べる大切さ」という言葉に説得力がある。

料理をはじめとした家事は、対外的に評価されることがない。でも愛する家族の命をつないでいく大事な営みであり、とても価値のあることなんだと、この本を読んで思えた。

[みのりさんの感想 · 2022年2月8日]

料理の知識のみならず、先生の生き方や考え方を知ることができる。どちらも勉強になります。

[rico6mcnさんの感想 · 2021年9月22日]

後から発売されたみらいおにぎりを先に読んでしまったので、新しさはなかった。

水を大切にする、何歳になっても好奇心を持ち続ける、はあらためなければ、と思った。

[commaさんの感想 · 2021年8月4日]

神様には、自然のままの物を、仏様には、手を加えた物を差し上げるのよ。

先生の教えて下さる事を、子供に伝えていきたいと思いました。

良い年をとれるヒントを、ありがとうございます。

[mikamihaさんの感想 · 2021年4月26日]

タミさん やっぱり素敵だな。
こんな風に歳を重ねたいな。

[watashino-honndanaさんの感想 · 2021年2月24日]

92歳現役料理家。
九十二歳の高齢で健康で現役。
その人生のあり方...文章の端々に学ぶ言葉がちりばめられている。

見習うこと多いです。

[UMAさんの感想 · 2020年5月5日]

料理をよくする人間としてためになること、はっとさせられることがいくつかあった。