東京ワイン会ピープル

著者 :
  • 文藝春秋
3.13
  • (0)
  • (7)
  • (13)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907512

作品紹介・あらすじ

『神の雫』原作者が書いた初のワイン小説!不動産会社に勤める入社4年目のOL桜木紫野は、初めて参加したワイン会でベンチャーの若手旗手、織田一志と出会う。ある事件で身動きがとれなくなった織田の代理で、紫野はさまざまなワイン会を巡る。そこは男女の愛情と欲望と打算が渦巻く場でもあった。ワインに引き寄せられた人々の熱情と宿命に、紫野も巻き込まれてゆく……。藤田晋氏、佐々木希さん大絶賛!○藤田晋氏(株式会社サイバーエージェント代表取締役) 私も気のおけない仲間とワイン会を楽しみますが、人生にこれほど充実した時間があるでしょうか。ワインが極上の一本ならばそれは至福のときになります。樹林さんの小説はその極上のワインのような味わいがありました。○佐々木希さん(女優) 主人公のキャラクターの魅力、そして意表をつくストーリー展開に、読み始めたら止まらなくなりました。ワインの知識も増え、読み終えた後にワインを飲みたくなりました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ひょんなことからワイン会に参加したことがきっかけで、どんどんワインの魅力にはまっていく紫野。
    私もワインには全く詳しくないけど、紫野のワインの感想が独特で楽しく読んだ。白い帽子の少女がくれた苺…、ドレスを脱ぎ捨てた女王…など。
    香り、口に含んだ瞬間に広がる世界、余韻、古いものにも新しいものにも良さがあって…ワインと読書の共通点を見つけることができた。

  • そんな会にいきなり呼ばれちゃって
    最後同棲まで誘われちゃうとか
    どんだけ主人公すごいんだよ…
    東京に住んでも全くそんなことないぜ!

  • 2018.10.19読了

  • ライトなので一気に読めました。
    東カレみたい。

    共通点が酒だけの集まり、好きなので、あるあるーと思いながら読めました。
    ワイン…勉強したら面白いんだろうなぁ。

  • 神の雫、女性版

  • 紫野やその周囲の人物描写がよく出来ている。それほど長くない小説ではあるが、その世界観にグイグイと引き込まれて一気に読んでしまった。
    また、ワインの描写が素晴らしく、それほどまでに言う香りとはどんなものだろう、と興味をそそられる。もちろん興味をそそられたところで買える値段のワインではないのだろうが。

  • 『神の雫』原作者だけあって、ワインの表現が素晴らしかったね。ワインに熱い想いを寄せる人々の心情、登場人物のキャラ、物語のゆくえ、楽しませてもらいました。物語のワイン会に参加したくなりました(貴重なワイン飲みたいですわね)。

  • 【「神の雫」原作者が書いた初のワイン小説】秘密のワイン会、それは男女の欲望渦巻く場でもある。ワインを愛する著者しか書けないその魅力と引き寄せられる人々の宿命のドラマ。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。漫画原作者、小説家。コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』などがある。ワインへの造詣が深く、フランス政府より芸術文化勲章を受勲した。著書に『ビット・トレーダー』『陽の鳥』『リインカーネイション 恋愛輪廻』『クラウド』『東京ワイン会ピープル』などがある。

「2021年 『ドクター・ホワイト 心の臨床』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樹林伸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×