芥川賞全集 第8巻 三匹の蟹,年の残り,赤頭巾ちゃん気をつけて,深い河,アカシアの大連 他

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (618ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784165071808

作品紹介・あらすじ

海外生活での不毛と倦怠を描く大庭みな子氏の「三匹の蟹」、巧緻な小説技法を示す丸谷才一氏の「年の残り」、青春文学の傑作庄司薫氏の「赤頭巾ちゃん気をつけて」他。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/319724

  • リービ英雄で引用してあったので読んだ。芥川賞受賞としているので短編で読みやすいが印象は薄かった。

  • 青春小説の代表的作品と言われていたが、読んだ当時としては、昔の青年ってこんな感じだったのかな、ということを偲ばせる作品。
    東大入試中止事件、カフカなど、時代を表すモチーフを使って、知ってますか? わかりますか? と問われているよう。
    当時少なかったであろう富裕なインテリ、最後の坊ちゃんの世界を庶民が垣間見ることができる作品か。
    ”ライ麦畑でつかまえて”風でもある。
    第61回(S44上期)芥川賞受賞作。

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著者プロフィール

1930年、東京生まれ。津田塾大卒。68年、処女作『三匹の蟹』で群像新人賞、芥川賞を受賞。代表作に、谷崎潤一郎賞作『寂兮寥兮(かたちもなく)』、野間文芸賞作『啼く鳥の』、川端康成文学賞作『赤い満月』など。小説の他にも、詩、エッセイ、評論、翻訳など幅広い著作を生み出している。芥川賞など数々の賞の選考委員もつとめた。

「2005年 『大庭みな子全詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大庭みな子の作品

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