日本国憲法を考える (文春新書)

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著者 : 西修
  • 文藝春秋 (1999年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600359

日本国憲法を考える (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • 日本国憲法を神聖化せず、もっと議論すべきだし、必要なら改憲もすべきと思う。昨年可決の集団的自衛権に関する法案では、本来なら憲法解釈では無く、改憲すべきであったと思う。何故改憲しないのか。
    ー日本国憲法の神聖視ー
    連合国軍総司令部による自虐史観がまだこの国を蝕んでいるのかも知れない。

  • 憲法学会では珍しいと思われる、改憲派と目される先生の著書である。
    憲法の条文そのものにとらわれず、制憲された時の経緯、諸外国との比較、などなど明快な解説でわかりやすい。法律学とはこうでなくてはならないと思う。

    また、日本国憲法自体にも矛盾点や不合理な点があることを指摘する。環境権やプライバシー権、知る権利などの新しい人権が含まれていない、制憲当時の不手際がそのまま残っている(国会議員の総選挙なるものはない)など。前と後ろで不合理な点が多々ある。

    個人的な思いとして、法学は立法当時の政治的配慮や考えを見通した上で語られなければならないと考える。憲法の論議によくあると思われるのだが、条文そのものを抽象的に解釈し、論争に明け暮れている感を覚える。
    そういう意味では、この本は単純明快である。

  • [ 内容 ]
    現行憲法のここが問題だ。
    いたずらな“神格化”を排し21世紀日本にふさわしい新しい憲法像を提示する。

    [ 目次 ]
    日本国憲法、四つの“神話”
    成立過程の「自己欺瞞」とは
    『前文』―憲法の“顔”
    「象徴天皇制」の意義
    第九条と「特殊日本的平和観念」
    内閣法制局の第九条解釈を検証する
    人権概念の再構築―「共生の権理」をもとめて
    欠陥品としての第四章『国会』
    疑問視される内閣の危機管理能力
    「司法権の独立」再考〔ほか〕

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「憲法」の議論を聞いていると、非常に感情的なものが多い気がするが、この本は違う。非常に冷静に議論が進められている。彼は改憲派であるが、明治憲法ノスタルジアから来る「復古的」改憲派とは全く違う。改正するにしろ、しないにしろ、少なくとも憲法が時代の変化に追いついているかどうかの点検は怠るべきではなかった。それは国会議員の大いなる怠慢であると著者は説く。

  • 憲法というものに興味があるなら必ず読むべきだと思う。
    今まで習ってきた歴史、公民はいかにうそがおおかったかわかる。
    憲法に関する本でこれ以上の本はまだ読んだことない。

  • これも必読です。
    改憲派は読むべし。
    西修先生の鋭い指摘が光ります。

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