人と接するのがつらい―人間関係の自我心理学 (文春新書 (074))

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著者 : 根本橘夫
  • 文藝春秋 (1999年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600748

人と接するのがつらい―人間関係の自我心理学 (文春新書 (074))の感想・レビュー・書評

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  • 人と接するのがつらい、人間関係がつらい、そう感じる人への状況改善のためのヒントがつまっていました。自分自身に自信をもって、周りに目は気にしない、自分の好きなようにすれば良いんだってわかりました。

  • 著者:根本橘夫(1947-)(ねもときつお)
    内容:アドバイス。


    【目次】
    はじめに [003-004]
    目次 [005-008]

    第1章 人と接するのがこわい 009
    人のなかにいるのがつらい/緊張からくる諸症状/人の目が気になる/巻き込む人と巻き込まれる人/異質性への不安/「普通の人」がうらやましい/ひきこもる若者

    第2章 人との接し方は人生を決める 033
    交流分析理論とは/無意識に現れるPの心/相補交流と交叉交流/自我をつくるストローク/勝者の心理と敗者の心理/あなたを縛る禁止令/禁止令に気づく/勝者の脚本・敗者の脚本

    第3章 なぜ人と接するのがつらいのか 073
    人は安心感をもって生まれてくる/無条件の愛の重要性/親の果たす二つの役目/なぜ人の目が気になるのか/過度の自己意識をつくる養育環境/安全を求める心理/親が生み出す競争心/傷つきやすい心/早熟な良心/見栄をはる心理

    第4章 人のなかで自分らしく生きる 117
    性格は容易には変わらない/とらわれから自由になる/あるがままの自分を受け入れる/自分を責めない/好きなことに力を注ぐ/社会的価値を考えない/行動から変化が起きる/目標が能力を生む/自分でつくる自分の人生

    第5章 人と楽に接するためのヒント 155
    公明正大であること/本来の課題を確認する/自分を守ろうとしない/逃げない、背のびしない/思い込みからの脱却/自分を素直に表現する/「私」を主語にして語る/みなに好かれようとしない/聞き上手になる/不毛な人間関係を捨てる/ビジネスライクな接し方/戦術としての逃避/他者に学ぶ/生きる場所はいくらでもある/行動を優先する

    あとがき(一九九九年十月 根本橘夫) [211-212]

  • 序章で例としてあげられる人々の症状が「あるある」すぎてなんともいえなかった。
    最初は「なるほど」と頷きながら読んでいたけれど、

    第四章あたりから「たしかにそうだけど、それができたら苦労しないよ…」とどうも納得いかない内容になってきた。
    私の根性が歪み過ぎているだけの可能性もあるけれども綺麗事にしか聞こえない。言っていることは正しいけれども、それで何度も失敗した人間には届かないよ…と…

    愚痴になっちゃいましたが、
    自分と同じような人が他にもこんな時代からたくさんいるという安心感を得られることはできると思います。

    ただ、それをどうやって克服するかは人によって納得できたりできなかったり…なのでご注意を。

  • 2016/02/18

  • 交流分析や禁止令など心理学の本では一般的な話のウェイトが多い。 あれこれ悩んで行動しない状態を進まない自転車と一緒でバランスが悪いといった表現はセンスがあると思った。不毛な人間関係を捨てるという節に共感できた。

  • 内容的には自己啓発カテではなく、交流分析やアサーション、アドラー心理学などに基づいた内容という印象。それから著者独自の、肩の力を抜く考え方や方法論などが随所に散りばめられていて、とても良かった。骨格のしっかりした内容です。

  • 本書では人間関係が良好に築けない人を発達心理の立場から解き明かしている。
    そして、そのような人がどのような対処を行えば良いのかについても言及している。

    感想としては、読みやすく分かりやすい、また、自己やその置かれた環境を見直すのに一役買うのではないか。

  • 自分のことバシバシ指摘されてるように感じられ、とても面白かった。筆者自身が人と接することが昔から得意だったわけでないということに、親近感もあった。
    人と接する苦痛から解放されるための処方箋を提示した一冊。

  • 高校時代、教室でみんなといるのがうざったくて、弁当はいつも静かなところで食べていたり、図書館ばかりにいたのを思い出しました。
    で、誰とでも仲良くなれる人気者がうらやましくて自分が時折悲しく思えました。そういう人間になりたかった。

    でも、負け惜しみではなくて、「それでもいいんじゃないか」と自分を受け入れるほうがよっぽど力になります。

    価値観ってのは、人によって違うから、わざわざ他人に無理に合わせる必要もない。



    本のタイトルから、私のような「病んでる人向けの本」かと思うかもしれないが、実際そうなのだが、そればかりじゃなくて、
    4章の「自分らしく生きる」の部分は心理学というかある種哲学に近いものを感じた。むしろ、相当前向きな本である。
    「人と接するのが大好き」という人にも読んでもらいたい。

    「別の自分」になりたくて自己変革の本を読み続けて苦しみ続けていた自分にとってほっとした気分になった。
    そのままの自分を受け入れるというメッセージは、自分の背中を支えてくれたし、「これでいいんだ」と思えるようになった。

    成長ってのは、まず、等身大の自分と向き合って、それを受け入れていくことから始まるし、そこに本当の自分が見えてくる。

    何回も読み直すバイブル的なものかもしれない。

  • 前半では、なぜ「人と接するのが怖い」のか、主に家族との関係性という観点から解説。
    後半では、「人と接するのが怖い」人に向けてのアドバイス。大きなメッセージは、「ありのままの自分を受け入れましょう」ということ。

    前半が長く充実しているので、なぜ自分がこういう性格なのか分析していきたい人には良いと思う。特に、家族関係で気になる部分がある人なら、スッと入ってくる部分があると思う。
    ただ、この手の問題は、どれだけ正しく詳細に分析できたとしても、それを未来に活かしにくいという側面があると思う。
    逆にいえば、自分がなぜこうなのか時間を遡って突き詰めなくても、後半のアドバイスを実践することはできるし、効果もあると思う。
    だとすれば、他の自己啓発系の本でもっと実践的なものがあると思う。

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