- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166600748
感想・レビュー・書評
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20年ほど前に良く読んでいた本。古本屋で見つけて即買いしました。対人恐怖だけでなく、人との間で感じる生きづらさの原因はどこにあり、どう対処したら良いのか、きめ細かく書かれていて、ためになりました。
こういった内面の問題について書かれた本は、合う合わないがどうしてもあるのですが、私にはぴったりでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜ人と接することが辛いのか?
その理由は、その人の人生のルーツを探っていくことで明確になってくるようです。
なるべく人と接さずに生きたい自分にとっては、読んでいて辛くなる部分も少なからずありましたが、書かれている内容は論理性があり筋も通っており、なるほどと思わずにはいられませんでした。
期間を置いて、もう1度読み直したい1冊です。 -
ありのままの自分を好きになることと
他人と比べずに楽しくて夢中になれることを見つけるのが重要ってことかな? -
だれかの「生きづらさ」に目を向ける40冊
所蔵状況の確認はこちらから↓
https://libopac.akibi.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001010131 -
・交流分析理論:親の心、成人の心、子供の心を人はそれぞれ持っている。期待どうりの会話が行われる時、相手のどの心が反応するかをお互い理解しており、期待された反応が返ってくる(相補交流)が、そうでない時(交叉交流)心はかき乱される。
・自分に自信がある人は勝者の脚本を、ない人は敗者の脚本を持っている。自信がない人は、自ら自分が敗者になるような脚本のために行動を選択してしまう。(ゲーム)
・自己価値観ができていないと他人の評価が自己評価に直結する
・自分を変える、ではなく、ありのままを受け止める、そして、あるがままにもとらわれない、全ての肯定
・好きなことをやるために:社会的価値を考えない、実現可能性を考えない、最後までやろうとしない
・自己実現できている人は、広い人間関係ではなく、同じく自己実現できている人々と深い人間関係をもつ -
・夫婦で話すとき
親の心
大人の心
子どもの心
・勝者
→楽観的ですなお
・敗者
→なんでも自責に
・行動
好きな事に時間を使う
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本のタイトル以上に中身が充実している。
自我心理学、交流分析の基本を解説されている。
この本はネガティブなタイトルで損をしているのでは? -
人と接するのがつらい、人間関係がつらい、そう感じる人への状況改善のためのヒントがつまっていました。自分自身に自信をもって、周りに目は気にしない、自分の好きなようにすれば良いんだってわかりました。
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著者:根本橘夫(1947-)(ねもときつお)
内容:アドバイス。
【目次】
はじめに [003-004]
目次 [005-008]
第1章 人と接するのがこわい 009
人のなかにいるのがつらい/緊張からくる諸症状/人の目が気になる/巻き込む人と巻き込まれる人/異質性への不安/「普通の人」がうらやましい/ひきこもる若者
第2章 人との接し方は人生を決める 033
交流分析理論とは/無意識に現れるPの心/相補交流と交叉交流/自我をつくるストローク/勝者の心理と敗者の心理/あなたを縛る禁止令/禁止令に気づく/勝者の脚本・敗者の脚本
第3章 なぜ人と接するのがつらいのか 073
人は安心感をもって生まれてくる/無条件の愛の重要性/親の果たす二つの役目/なぜ人の目が気になるのか/過度の自己意識をつくる養育環境/安全を求める心理/親が生み出す競争心/傷つきやすい心/早熟な良心/見栄をはる心理
第4章 人のなかで自分らしく生きる 117
性格は容易には変わらない/とらわれから自由になる/あるがままの自分を受け入れる/自分を責めない/好きなことに力を注ぐ/社会的価値を考えない/行動から変化が起きる/目標が能力を生む/自分でつくる自分の人生
第5章 人と楽に接するためのヒント 155
公明正大であること/本来の課題を確認する/自分を守ろうとしない/逃げない、背のびしない/思い込みからの脱却/自分を素直に表現する/「私」を主語にして語る/みなに好かれようとしない/聞き上手になる/不毛な人間関係を捨てる/ビジネスライクな接し方/戦術としての逃避/他者に学ぶ/生きる場所はいくらでもある/行動を優先する
あとがき(一九九九年十月 根本橘夫) [211-212]