日本の司法文化 (文春新書 89)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600892

感想・レビュー・書評

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  • 著者は作家、検事経験のある参議院議員。日本の刑事法の制度やその運営などについて、英国系と比較してその背景にある思想に違いを求め、真理追求型としてその特質を指摘しています。確かに、英米の人間のビジネススタイルなんかを見ていても、日本人の宗教観云々とい指摘には思い当たる節がありますね。それから、日本で法廷小説が流行らない訳、日本の大学の法学教育(とくに刑事訴訟法など)では検察官性悪説を叩き込まれる云々、というのも頷けますね。まぁ、全面的に意見を支持するわけではないですが。

著者プロフィール

和歌山県生まれ。翻訳家、ライター。『つながりを取りもどす時代へ』(大月出版)の翻訳チームに参加。共訳書に『カーボンフリーエネルギー事典』(ガイアブックス)がある。

「2013年 『先端 ゼロエネルギー建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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