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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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指標というのはまだ数量化できていない段階における、指数の構成概念にすぎない。わかりやすく言えば、指標を数量化したものが指数である。
指標;indicator 指数;index
― 15ページ -
逆説的ではあるが,機器の分析能力が便利になればなるほど,それを扱う人間の能力には一定以上のレヴェルの,目的,知識,倫理観,そして哲学が要求されるようになる。確かに今の機器は便利すぎるほど便利で,誰でも簡単に,何でもできてしまう。それだけに,正しい使い方を知らない者に扱わせるのは,小学生にマシンガンを与えるのと同じである。
― 192ページ -
「他人の調査を引用する時は、最低、次の三点だけはチェックし、
それが記事の中に入れるか、読者からの請求があれば答えられるようにしてほしい。
◎何を目的としている調査か。(主催者は誰か。仮説は何か。)
◎サンプル総数と有効回答数は何人か。どう抽出したか。
◎導き出された推論は妥当なものか。」
みんなの感想・レビュー・書評
この本を読めば、人を対象にした調査が如何に困難なもので、如何にクソデータが社会において実しやかにはびこっているのかが判る。解説と軽い練習の形式になっており、数回読めば、それなりのリサーチ・リテラシーがつくだろう
母集団がはっきりしない調査,抽出した集団に偏りがあるデータ,質問事項が有る方向に答えを誘導しているような調査,そもそも選択肢が変な調査など,この世の中にはびこる世論調査というものに鋭くメスを入れ,それにだまされない方法を素人にもわかりやすく書いてあります。と言っても,「やはりだまされるだろうなあ」という気もします。自信がないのだ…トホホホホ。 「右」のデーターも「左」の調査も,変なものは変と... 続きを読む »
社会調査にはゴミが多くて、ゴミを拾ってさらに大きいゴミにしてしまう話がメイン。
本書で社会調査のゴミ分別方法を学べる。
主なゴミは、調査目的や方法、調査対象が曖昧で集計した「80%以上が○○」とかそんな感じの調査結果です。
何人中の何%なのか、そのアンケートをした対象の性別や年齢などなど
○○反対運動といった看板をぶら下げて街頭アンケートをしても、集まるのは同じ反対派の人間が多くなるだろうとか。
選択肢を狭めたりして、%を操作するようなアンケート方法など。
とにかくゴミが多いので、しっかり分別方法を学んで世間に惑わされないようにしたいと思います。
理系の人は学校で習った内容なので、目新しいものはない。けれども、なるほどこの調査はこうゆう風に疑うんだなーと勉強になった。日本にこの本でゴミと言われる論文が多い理由は、やっぱ金かー。そりゃいつまでもなくならないよ。論文検索するにもなんでこんなに苦労するのかよーく分かった!アメリカのサイテーション・インデックス制度や論文公開制度は是非やってほしいな。
様々な世論などの% がいかにいい加減なものか
教えられること多し。メディアのアンケ-ト結果とか
支持率なども丸呑みすべからず。
痛快です。
日頃目にする統計調査のダメ出しをバンバン行っており、統計調査の読み方や見方がものすごく変わりました。
以前までの私は「へぇ、こんな調査結果がでたのか、すごいなぁ、でも…何かおかしいような?まあいいか」という状態でした。しかしこの本を読み終えてから"何かおかしいような?"と感じていたものの正体が分かり始めました。
様々な情報で溢れている現代において重要になってくるのは、情報の受け手である私たち自身のメディアリテラシーです。この本は、そんなメディアリテラシーを養うのに適した最高のものであると感じます。
是非読んでみてください。
具体的な例が満載でためになる。社会調査の結果だけでなく、世の中の森羅万象に対する向き合い方としてあるべき姿勢なのかも。
世の中の社会調査の半数はゴミだと断言し、反論も受けるとした上で、実名で次々に発表された内容を批判しています。
もっともだ、という指摘もあれば、「難癖では?」というものもありますが、それらを含めて好感が持てる本です。リサーチ・リテラシーのすすめというサブタイトルにあるように、どういうところがウソなのか、落とし穴があるのかを見抜く力が養えます。
主観も多い本ですから、丸呑みするのはちょっと危険かな。疑問を持つための視点を磨ける、といった感じです。
1・2章では、社会調査の様々な例を次々に挙げ、指摘している。そのおかげで、ほとんどの方がマスコミ不信に陥いると思う。真っ当でニュートラルな媒体はいったいいくつあるのだろうか。
これから研究を始める際、リサーチ・リテラシーの向上とバイアスを排した調査結果の公開の重要さはよくわかった。実務としてのリテラシー向上には、この本ではなく他にあたる必要がある。
最近よく耳にする「セレンディピティ」という言葉は、本書では「あふれるデータの中から真に必要なものをかぎわける能力、」(193頁)と書かれている。私自身これまでは、「偶然の出来事の中でチャンスを発見する能力。不運を幸運に、幸運を実力に変えることができる力。思わぬ発見をする才能」等と認識していた。言葉は解釈の違いで印象が変わることを実感した。
大手新聞などの調査を一刀両断に。ここまで切っていいのという感じ。
おかしな調査が具体例で示されているので、説得力がある。
調査結果で出た数字は、調査の意図や質問項目の設定で結果が左右されるという実例。わかってはいるが、現物で示されるとより一層実感できる。
まったく馴染みのない分野の本なので、ほうほうというかんじでさくさくっと読んでしまった。
ひとつの統計をとるだけでも、こんなに多くの考えなければいけないことがあるんだなあというのと、
調査結果の分析を読むときには常に注意深く批判的である必要があるのかなあと思った。
切り口、切れ味ともに抜群の筆致だ。これから調査を見る眼が変わったし、調査をするさいの限界も分かった。社会調査の入門書としても最適。
・パネルステディは全員を追跡してこそ意味がある。(仮設住宅の例)
・アプリオリとアポスリテリオリ(自民以外を非自民とまとめて検証すると有意になる!?)
・理論の一般化現象
・社会調査を行う者は、まずもって人間のあやふやな記憶を相手にしていることを前提にして、計画をスタートしなくてはならない。(横山ノックへの投票の事例)
・シーズナル・バイアス(調査の時期によって結果が異なる)
筆者自身,この本の内容は過激なものであると断っている。まず,世の中に出回る世論調査,意識調査などの結果の過半数はゴミである,と言い切る。そしてゴミは引用されることによりどんどん増殖する,引用の繰り返しによってゴミの内容はさらに歪められ,ますますひどいゴミとなり腐臭を放つ,とする。なぜこのようなことが起こるのか,その仕組みを分析し,改善のための対策を提示する。読者には社会調査のウソを見分けるポイン... 続きを読む »
いわゆるデータ・リテラシー、リサーチ・リテラシーについて書かれた本です。ほんとうは義務教育の段階で読んでおいてほしい本ですが、少なくともマーケティングを仕事にする場合は読んでおくべき本です。
マーケティングの仕事の大半は「数字」との格闘です。政府や他社が発表した数字、自社のアクセス解析や購買履歴などの数字など、さまざまな数字を読み解いたり、誰かに伝えたりするわけですが、なにより数字を正しく理解することが大事です。いかに誇張したり都合よく加工されたデータが多いかを知っておけば、ダマされることは減るでしょうしね。
調査と名の付くものがどれも怪しく感じるようになりました。
都合のいいように誘導するアンケートや、そもそも絶対数が少ない“世間の声”
以前上司が
「周りのみんなもこう言ってるし、いまの流行はこれだ!この方向で進めよう!」
とプロジェクトを進め大コケしたけど、あれってたぶん飲み屋のネーチャン5~6人に聞いてそれが【世間の声】になってしまって決めたっぽかったな~とか思い出したり。
いやいやしかし、この本に出てくる内容はそんな小さいレベルではなく国家的な操作まで指摘している、社会派は良書。
10年以上前の本ではあるが今でも十分に役に立つ。特に、新聞に載る世論調査がどのような意図で行われているかはタメになる。
学者の調査や新組織の提案は飛ばして、調査方法・調査結果を見極めて疑うことを勧めている所を読むとよい。
ワシらが毎日のようにどこかで見かける「調査」。世論調査に消費者物価指数、○○についてのアンケートなど、まさにこの世は「調査」が氾濫していますが、それら多くを「ゴミ」と切り捨てる筆者による、社会調査のからくりの解説。 本書を読むと、それらが如何に信用ならないものか、如何にいい加減に行われているかがよく分かります。もちろんこれは一面に過ぎないのかも知れませんが、だとしてもこれだけの問題点を抱えて... 続きを読む »

●他人の調査を引用するときは、最低、次の三点だけはチェックし、それを記事の中に入れるか、読者からの請求があれば答えられるようにしてほしい。(P65)
◎何を目的とする調査か(主催者は誰か。仮説は何か...





