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漢字と日本人 についての感想・レビュー・書評


漢字と日本人 (文春新書)
218人が登録 ★3.63

著者: 高島俊男 
本 / 文藝春秋 / 250ページ / 2001年10月発売
ISBN/EAN: 9784166601981
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評価平均: 3.63
登録数: 218
レビュー数: 41
価格: ¥ 756 (参考価格:¥ 756)

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この作品に関連する談話室の質問

みんなの感想・レビュー・書評

unokunさんのレビュー 4 読み終わった

少し前に、娘がユスラウメのジャムを作っりました。 ユスラウメって知らなかったので、wikipediaで調べてみました。「櫻」って漢字は、サクラではなく、「ユスラウメ」のことだったらしいです。 古から、言葉、漢字を介在して伝わってきている歴史を言葉、漢字を使わなくなることによって失うのは残念だなぁと思い始めました。 著者の高島氏も同じ思いではないかなと思います。ことば、日本語に対する愛情が... 続きを読む »

hungoverさんのレビュー 4 読み終わった

赤んぼが一番出しやすい音は唇音(m音とp音とb音)だから、世界中どの人種の言語でもたいがいお母さんを呼ぶ言葉は唇音である。

だとか、めっちゃやたら大量にちりばめられたマメ知識に感心するし、

あれ(=平安女流文学)は女が情緒を牛のよだれのごとくメリもハリもなくだらだらと書きつらねたものだから、あの方式でがっちりした論理的な文章を書くのは無理なのである。

などと、痛快にご意見を開陳してくれて、御大まだまだかくしゃくとお元気なんだなと安心する。と同時に、井上ひさしの「東京セブンローズ」を思い出してしまった。

日本語が世界に類のないけったいな成り立ちであり、その成り立ちに引きづられて日本語だけでは論理的文章を書きづらいことを、豊富な知識で裏打ちしながら誰はばかることない鋭い舌鋒で教えてもらえるありがたい一冊である。

polyhedronさんのレビュー 5 読み終わった

 高島俊男さんの文章は,ほんとうに読みやすい。戦前生れの元漢文教師だが,難解な漢字を振り回す自称「知識人」には一貫して批判的で,日本語(和語)はなるたけかなで書くべし,という思想の持ち主。
 高島氏の著作は数多く読んだが,これはその中でも始めて読んだ本。独自の文字をもつ前に漢字に出会ってしまったために,日本語がいかに畸形の言語になったか,というのを論じている。中国語を書き表すための文字で,全く異なる日本語を表記しなくてはならなくなったのだから,あちこちに無理が生じている。日本人が漢字と出会ってしまったのは日本語にとって不幸なことであった。出会いさえしなければ,日本語を書き表すのに適した文字が生れてきたはずであるが,それは妨げられてしまった。
 ただ出会ってしまった以上,この腐れ縁は切れるものではない,うまくやっていくほかない,という諦観の境地に達している(ちょっと大げさ)。

kaze229さんのレビュー 5 読み終わった

目から鱗が
ぽろりぽろり

これは 
文句なしの
名著です

村岡明さんのレビュー 3 読み終わった

私たちが日常使っている漢字が、そもそも中国をルーツとする文字だと言うことは、誰もがご存じのこと。けれども、「なぜ日本語は、漢字を使って表記しているのか」「日本語を漢字で表記するということは、どういうことなのか」といったことについて、考えたことのある人はあまり多くはないでしょう。
(続きは教職ネットマガジンにて)
https://kyo-shoku.net/column/book-review/%e6%bc%a2%e5%ad%97%e3%81%a8%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba/

kaizenさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 漢字の取り扱いについて、中国と日本における歴史的な事情を記述している。 韓国で漢字を排斥した理由がよくわからない。 日本でも漢字を減らそうとした経緯、 中国で漢字を減らそうとして経緯が書か... 続きを読む »

於菟さんのレビュー 5 読み終わった

漢字と日本語・日本人についてさまざまな角度から論じている。漢字について勉強しようという人にとっての必読書。

mugiwallaさんのレビュー 読み終わった

 漢字がやってきた前半。カテーの問題と発言したらカテーの問題と報道された。ふつうこんな混乱はしない。ことばの背後に漢字がはりついているから。漢字は漢語を書きあらわす文字であった。そもそも日本語とは関係がない。異国の文字を借りたとき、抽象概念も一緒にやってきた。漢字にたよった日本語は、独自の抽象概念の発達をやめた。日本語の不幸であった。

cazusciさんのレビュー 読みたい

宮崎さんから。

pupapupaさんのレビュー 4 読み終わった

 市立図書館の漢字についての公開講座の参考文献として挙げられていた本。
 講師の方が仰っていたように、「漢字というものはほんとうに面倒くさい、やっかいなんだ」という主張がとうとうと語られている。終章の「腐れ縁」についての解説には思わず笑ってしまった。

 しかし、論理的な展開を持つ文章としては「序論・本論・結論」の構成が目次どおりはっきりとしていて面白い。
 文章としては、語り口調で中学生でも読書家の子なら読めるのではなかろうか。長文過ぎて、私の力量では扱えないが、文章の構成の授業をする際に扱いたくなるような新書である。

100eggさんのレビュー 5 読み終わった

日本が中国から漢字をもらったのは不幸なことであった、という見方が新鮮でした。漢字と日本人についての歴史や見解がわかりやすく読みやすい文章で綴られています。
日本語は文字(漢字)のうらづけなしには成り立たないとありますが、日本と同じように漢語を用い、しかし現在は漢字を用いていない韓国や東南アジアの国々はどうなのだろう、とか、興味が尽きません。
漢字とかなの使い分けなど、日本語の文章の書き方などについても考えさせられました。

夜半ノ嵐さんのレビュー

第1章 漢字がやってきた
・カテーの問題
・世界でたったひとつの文字
・漢語とはどういう言語か
・不器用な日本人
第2章 日本人は漢字をこう加工した
・訓よみとかな
・日本語の素姓
・漢字崇拝という愚
第3章 明治以後
・新語の洪水
・翻訳語―日本と中国
・顛倒した言語―日本語
・「歴史」と「進歩」
第4章 国語改革四十年
・漢字をやめようという運動
・国語改革とは何だったのか
・当用漢字の字体
・新村出の痛憤
終章 やっかいな重荷

baxさんのレビュー 4 読み終わった

[ 内容 ] 「カテーの問題」と言われたら、その「カテー」が家庭か假定かあるいは課程か、日本人は文脈から瞬時に判断する。 無意識のうちに該当する漢字を思い浮かべながら…。 あたりまえのようでいて、これはじつは奇妙なことなのだ。 本来、言語の実体は音声である。 しかるに日本語では文字が言語の実体であり、漢字に結びつけないと意味が確定しない。では、なぜこのような顛倒が生じたのか? 漢字と日... 続きを読む »

iloveyousayonaraさんのレビュー 5 読み終わった

■ちゃんとした漢字を使えるようになりたいと思った。むずかしい漢字でも。
なりたちや意味を正しくきちんと使えるようにしたいと思える。漢字にすることにとらわれなくてもいい和語ってのも、目からうろこ。
■漢字を制限して、まずしい日本語になって数十年。
国語力についての議論が大いに流行っている。まずしい日本語だけで育った世代とその子どもたちばかりになちゃったから?
根本からの解決が必要?ことば文字、音声・表記、ちゃんと考えて「国語」をしてほしいね。そしたら、国語が一番楽しくなったりするかも。
■覚えている漢字の数を競っても仕方ないでしょう。今となったら。

salgadorioさんのレビュー 5 読み終わった

漢字は日本語とは折り合いがよくなくてどうにもしっくりこないが、これでやっていくしかないのだという著者の主張には共感する。日本人の言語処理は実は視覚優位なのではなかろうか。そのために漢字がある。いや日本語は漢字を使っているから聴覚のみならず視覚処理も可能になっているのでは、とか興味はつきない。

odekkiさんのレビュー 4 読み終わった

筆者が純粋な学者ではなく、評論家としても活躍をされた方であるからか知れないが、非常に楽しく読みやすい文章であった。きっと読者を「お客さん」と捉えて書いている方だからだろう。

内容も日本人と漢字との関係、また両者の間の問題点など興味深い内容。日本人であり学生であるなら考えざるを得ないテーマだ。本著は的確にそれを論じてくれている。ただ少し断定的すぎるきらいもあったので、もしかすると客観性をもたせるために、同じテーマを論じた本をさらにいくつか読むといいかもしれない。

lishaziさんのレビュー 5 読み終わった

友達の本棚にあったのを見て、私も読んだのを思い出し便乗登録。

日本語に当たり前のように存在している漢字。音読みと訓読み。
それらがどのように日本に入り、日本語の一部に姿を変えていったのか、漢字と日本語の歴史をたどりながら、たくさんのことを学べる1冊。

奥が深いけど、本書はとっても読みやすい。

tomako18さんのレビュー 5 読み終わった

昔から漢字が好きなのです。
といっても、難しい漢字が書けたり読めたりするわけではなく、
音読みと訓読みがあるところに妙に惹かれるのです。
音読みにも呉音や漢音など、中国から伝来した時期によって色々あって。
だから日本の漢字は面白い!

kyosuさんのレビュー 読み終わった

ズバズバっと切っていくように書かれている読みやすい新書。読後に日本語の成り立ちについてやるせなさを感じるような・・成り行きで成り立っているのか・・?

Akioさんのレビュー 4 読み終わった

日本人は漢字をずいぶん古くから使ってきたわけですが、その歴史をたどってみると、おもしろいことがけっこうあります。もとはただの外国語だった中国語とその文字である漢字。日本人は漢字をあの手この手でカスタマイズしていきます。訓読み、ひらがな・カタカナ、そして、和製漢語。あげく明治時代には、ヨーロッパの言葉を次々に漢字に翻訳してしまいます。そうしたエピソードがすっきりと整理されていて、読みやすい本です。

Terryさんのレビュー 5 読み終わった

意外に著者の毒舌感がすき。

kiyonaさんのレビュー 読み終わった

2ページ目で飽きつつも、何とか完読。「です」「である」等が混同していて読みにくかったです。
また、参考になるかも、と思える箇所もありましたが、高圧的な文章と、過度の批判の印象が非常に強く、終始不快な気持ちになりました。

よしこさんのレビュー 4 読み終わった

かなり分かりやすく書いてもらっているけど、読みにくい。私が、ノンフェクションを読み慣れてないのでしょうね。でも、高島俊男、うまいです。興味深い話。漢字との関わり、なんでこんな言葉が、日本人は使うようになり、また、日本人は使えるのか…っていうっても、まだまだ、日本語は難しいです。

ゆうひさんのレビュー 3

まだ読んでいません。(^-^;


全41レビュー中 1 - 25件を表示
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