個人美術館への旅 (文春新書 272)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166602728

作品紹介・あらすじ

万鉄五郎の大胆な肉体把握。土門拳が被写体に向かう時の執着。あるいは岡本太郎の造形を超えた生命の輝き。日本の近代美術をいろどる十二人の作家の個人美術館を訪ね、創作の背景となった地を歩いてみると、ゆったりした時間の流れに、初めて伝わってくるものがあります。ただ一枚の絵を見るために電車やバスを乗り継いで、見知らぬ町に降り立つ-そんな贅沢な旅をしてみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    万鉄五郎の大胆な肉体把握。
    土門拳が被写体に向かう時の執着。
    あるいは岡本太郎の造形を超えた生命の輝き。
    日本の近代美術をいろどる十二人の作家の個人美術館を訪ね、創作の背景となった地を歩いてみると、ゆったりした時間の流れに、初めて伝わってくるものがあります。
    ただ一枚の絵を見るために電車やバスを乗り継いで、見知らぬ町に降り立つ―そんな贅沢な旅をしてみませんか。

    [ 目次 ]
    万鉄五郎記念美術館
    土門拳記念館
    トミオカホワイト美術館
    鹿沼市立川上澄生美術館
    小杉放菴記念日光美術館
    川崎市岡本太郎美術館
    天竜市立秋野不矩美術館
    熊谷守一記念館
    岸本町立植田正治写真美術館
    三隅町立香月美術館
    イサム・ノグチ庭園美術館
    丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、批評など、ジャンルを横断して執筆。短編小説集としては、本書は『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』に続く4冊目。人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によって様々に変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。
写真関係の著書に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(畠山直哉との共著)『この写真がすごい』など。他にも『須賀敦子の旅路』『個人美術館の旅』『東京凸凹散歩』など著書多数。
部類の散歩好き。自ら写真も撮る。朗読イベント「カタリココ」を主宰、それを元に書籍レーベル「カタリココ文庫」をスタートし、年三冊のペースで刊行している。

「2022年 『いつもだれかが見ている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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