民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるの (文春新書 303)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603039

感想・レビュー・書評

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  • 何故、賽銭を投げるかというと、賽銭に穢れを吸収させて投げて、神に浄化してもらうからだそうです。
    賽銭云々はほんのちょっとしか書いてないんだよね・・・

  • [ 内容 ]
    超情報化社会にありながら、私たちの暮らしには、昔からの慣習が生きている。
    ことに、生と死、神と仏に関するしきたりには―。
    しかし、よく考えれば疑問がいっぱいだ。
    例えば、神さまに供える賽銭を無礼(?)にも、なぜ投げるのか?
    玄関になぜお札を帖るのか?
    葬儀でなぜ香典を出すのか?
    死者になぜ枕飯や火を供えるのか?
    それら民俗信仰のもつ意味を見つめ直し、自らの来歴を忘れがちな現代人に改めて問う、示唆に富む論考。

    [ 目次 ]
    第1章 四季おりおり
    第2章 暮らしと信仰
    第3章 比叡山の水脈
    第4章 葬儀と墓
    第5章 死の神話
    第6章 賽銭はなぜ投げるのか

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著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。民俗学(社会学博士)。『神々の原像』『柳田民俗学の継承と発展』(吉川弘文館)、『なぜ日本人は賽銭を投げるのか 民俗信仰を読み解く』(文藝春秋)、『日本人の縁起かつぎと厄払い』(青春出版社)など多数の著作がある。

「2022年 『民俗学がわかる事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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