囲碁心理の謎を解く (文春新書 304)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603046

作品紹介・あらすじ

天才型の武宮正樹や依田紀基でもポカをするのはなぜか?左脳が働かなくなるとどんな碁になる?兄と弟で棋風が違うのはなぜ?『ヒカルの碁』で佐為が突然消えてしまうのはなぜ?さらに紫式部と清少納言の棋力を推定すると?また「門」をなぜゲタと読むようになったかなどの囲碁史の謎から、江戸川柳の解明まで、無意識心理学の視点も交えて囲碁界のさまざまな「?」を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    天才型の武宮正樹や依田紀基でもポカをするのはなぜか?
    左脳が働かなくなるとどんな碁になる?
    兄と弟で棋風が違うのはなぜ?
    『ヒカルの碁』で佐為が突然消えてしまうのはなぜ?
    さらに紫式部と清少納言の棋力を推定すると?
    また「門」をなぜゲタと読むようになったかなどの囲碁史の謎から、江戸川柳の解明まで、無意識心理学の視点も交えて囲碁界のさまざまな「?」を解き明かす。

    [ 目次 ]
    1 囲碁の効用は?
    2 棋士の心理を解き明かす
    3 碁好きの式部と少納言
    4 囲碁史の謎に迫る
    5 江戸囲碁川柳の謎解きに挑戦

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    [ 参考となる書評 ]

  • 囲碁のルールすらよく知らない私には
    よく理解できない本だった。
    なので半分近くは読まずに飛ばした。

  • 1937年生まれのユング心理学に詳しい経済学博士が2003年に刊行した囲碁にまつわることがらについて書いたエッセイ。棋力向上には寄与しない。

    (メモ)
    ・『ゲーム脳』は肯定しておいて、『囲碁は脳を鍛える』と主張する。(26頁)
      ……こういうやり方で囲碁が有用だと主張しても、まったく逆効果でしょう。本論に外れたところで軽い小話を書きたかったのかもしれませんが。

  • 観点があたらしいです。
    個人的にはプレイヤーの戦い方のタイプ分けが興味深かった。
    あとは、紫式部と清少納言の棋力について。
    ただ、囲碁の戦術書では決してないので、囲碁を学ぶにはほかの本をお勧めします。

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著者プロフィール

1937年長野県に生れる。1962年東京大学法学部卒業。1968年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。元東京女子大学教授。著書『ユング』(清水書院、1980)『ユング心理学の応用』(みすず書房、1988)『ユングの心理学と日本神話』(名著刊行会、1995)『父性の復権』(中公新書、1996)『主婦の復権』(講談社、1998)『図説ユング』(河出書房新社、1998)『ユング思想の真髄』(朝日新聞社、1998)『フェミニズムの害毒』(草思社、1999)『母性の復権』(中公新書、1999)『母性崩壊』(PHP研究所、1999)『ユング心理学入門 I-III』(PHP研究所、2000)『家族破壊』(徳間書店、2000)ほか。訳書 ウェーバー『政治論集』1(共訳、1982)ユング『タイプ論』(1987)『ヨブへの答え』(1988)『心理療法論』(1989)『個性化とマンダラ』(1991)『連想実験』(1993)『転移の心理学』(共訳、1994、以上みすず書房)『元型論』増補・改訂版(1999)ノイマン『意識の起源史』(全2巻、1984-85、以上紀伊國屋書店)。

「2016年 『転移の心理学【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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