トマトとイタリア人 (文春新書)
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みんなの感想・レビュー・書評
トマト、と言えばイタリアが思い浮かぶ人がほとんどだと思います。 しかし、実はその原産はイタリアになく、ジャガイモ、トウモロコシ、カカオと同じく大航海時代にいわゆる新大陸からはじめてヨーロッパに持ち込まれ、今日では世界中で広く愛されるに至っています。 そんなトマトの歴史、イタリア人のトマトへの愛、そしておまけ(?)でしょうか、本書にはトマトを使ったレシピも纏められています。 近... 続きを読む »
世界で最もよく食べられている野菜であるトマトについて熱く書かれた本。なんて万能で最高な食べ物なんだっと感動。さすが自分の好きなモノランキング一位をとるだけあるなぁと改めて実感。もうトマトだいすきです。w
素直なタイトルに惹かれて読みましたが、内容もこれ以上なく素直でした。パスタとトマトが如何にラブラブか(如何に相性がいいか)が、イタリア人の食と恋愛に対する情熱をもって書かれています。
面白かったのが
・トマトからはエイズ予防用の天然ワクチンを抽出可能。予防ワクチンには拒絶反応のある発展途上国にも安く広く配布できるかも、という研究がある
・イタリアはトマトが安い(1キロ35円が相場!)。収穫時期には一家庭で一度に50キロものトマトを買い、トマトソースを作るらしい
御丁寧に巻末にレシピまでついてますので、思わずトマトを買いに走ること間違いなしです。
おいしくて大好きトマトの歴史。
現在は、イタリアンを中心に様々なお料理に使われているトマト。しかし、真っ赤で大きな実がなるその見た目から、強力な毒があると恐れられていた時代もあった。
なんとリンカーンの暗殺計画にも用いられたことには驚きでした!
「トマトが産業革命を引き起こした!」
名言。すてき。文面は感動詞的表現が多く、イタリア人ぽさを感じた。長々読むと疲れるけど、短い文として各々は面白い。我も使おうw。
イタリア人は伝統を重んじトマトを誇っているんだろう、これは本を読む前も読んだ後も認識は変わらない。しかし、実はトマトがたった数百年ほどの歴史しかないことは意外だった。しかも輸入品…。日本ってそりゃ中国からの流入文化が多いけど、それでも歴史深いし、もっと誇っていいはずだよねー。
イタリアのエッセイでは最近良く見かける2人。トマトだけでこれだけイタリアを語れるとは流石。私はトマトソースが基本的に苦手。でもシチリアのおばあちゃんが作ったトマトソースは絶品。あんなの初めてだった。ところで彼らはパートナー?外国人の文は訳が命。言いたい事を彼女が的確に伝えていると思う。

[ 内容 ]
食と人生を愉しむ天才、イタリア人にとって、「トマト」は欠かせない食卓のパートナー。
日本人にとっての「米」と同じ関係なのだ。
ところがこのトマト、原産はイタリアではなく、新大陸から...





