昭和史の怪物たち (文春新書)

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著者 : 畠山武
  • 文藝春秋 (2003年8月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603336

昭和史の怪物たち (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • これはもったいない。「怪物たち」とはなっているが、取り上げられ
    ているのは森格、久原房之助、宇垣一成の3人。それぞれに1冊
    の本が書けるであろう人物たちを、200ページにも満たない新書
    で片づけてしまうとは。

    この3人を取り上げながら、昭和戦前の日本が軍国主義に傾斜
    していく様を描いている。

    もう駆け足だよね、このページ数だと。それぞれに興味深い
    人物ではあるのだが、本書では概要をなぞっただけに感じた。

    しかも引用文が多いし、話も飛びまくり。もうちょっとどうにか
    ならなかったのかなぁ。日本が混沌として行く時代なのだから、
    もっともっと書きようがあったと思うんだけどな。

    そして、やっぱり出てくる西園寺公望。どうあっても『西園寺公と
    政局』を私に読ませたいのか、昭和の歴史は。

    後年、木戸幸一は当時を振り返って「なにせ政治家がいなかった」
    と嘆いたという。政治家は育たない。突出しようとする者がいれば、
    テロの標的にされる。

    日本でもテロやクーデター(未遂)があったのは、それほど昔の
    話ではないんだよね。

    ん?政治家がいなかった??あれ??今って…。

  • [ 内容 ]
    昭和戦前期は複雑怪奇な時代であった。
    野心で膨れあがった政治家や軍人たちが権謀術数をめぐらし、クーデタ騒ぎも絶えなかった。
    その動乱の渦のなかで派手に動きまわりながら、いまは何故か忘れられている三人の「怪物」がいる。
    森恪、久原房之助、宇垣一成である。
    この三人がいなかったとしたら、大日本帝国終末期二十年の様相はまったく変わっていただろうと言っても過言ではない。
    歴史を作るのは人間だということを再確認させるノンフィクション。

    [ 目次 ]
    森恪―昭和動乱の点火者(五・一五事件当夜の怪;正式には「つとむ」;中国革命と三井財閥 ほか)
    久原房之助―先読みの怪物(銅山王、政界に登場;叔父・藤田伝三郎;財閥への道 ほか)
    宇垣一成―挫折と自信の野心家(近衛内閣外務大臣;日中和平交渉の段どり;軍部の妨害 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 森と久原が載っていたので嬉しかった。
    初心者である私にとっては分かりやすい本でした。

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畠山武の作品

昭和史の怪物たち (文春新書)はこんな本です

昭和史の怪物たち (文春新書)の作品紹介

昭和戦前期は複雑怪奇な時代であった。野心で膨れあがった政治家や軍人たちが権謀術数をめぐらし、クーデタ騒ぎも絶えなかった。その動乱の渦のなかで派手に動きまわりながら、いまは何故か忘れられている三人の「怪物」がいる。森恪、久原房之助、宇垣一成である。この三人がいなかったとしたら、大日本帝国終末期二十年の様相はまったく変わっていただろうと言っても過言ではない。歴史を作るのは人間だということを再確認させるノンフィクション。

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