- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603404
作品紹介・あらすじ
「妻は四人まで」の男社会、ブルカのような民族衣装を強制され虐げられる女たち-。イスラームの世界を「別世界」と考えてはいないだろうか。シバの女王から現代サウジのプリンセスまで、彼女たちはいかに苦しみ、楽しみ、権力をも握り、暮らしてきたのか。中東を中心に、アッラーの教えを守りながら生きる女性たちの真の姿を描いて、誤解と偏見に満ちたイスラーム観に一石を投ずる。
感想・レビュー・書評
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宗教は生活のすべてにかかわり。規律を決めている。
イスラムの世界では今でも変わらない、男尊女卑は、なぜなのだろう?
4人までの妻帯、法廷での証言は男の半分の価値しかないなど。
新しい活動を始める女性は、社会に受け入れらないらしい。
そして、女の権利を主張するために、割礼を選ぶ女性も少ないとか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み物としてとてもおもしろかった
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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日本は身を守るベールすらもない。
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『現代のイスラーム国(イスラーム教徒が70パーセントを超えているような国)のなかには、女性差別問題などとっくに卒業してしまい、トルコのように女性の首相や国会議員を出したり、専門職に女性の占める割合が日本より高い国も多い。もちろん、服装の制限などまったくない国も少なくないのだが、そういう国でも、保守的な人たちのあいだに、まだ、女性蔑視の習慣や考え方が残っている地方がある。』
これを読んで気付いたのは、日本の遅れと、日本人の当事者意識・権利意識の弱さかな。 -
ムスリムファッションは儲かるビジネス。見られているのは男性の方。
バルフォア宣言後に、ナリスドイツに強力してユダヤ人迫害を行っていたアラブ人は女性に変装して逃げてまわって、ヒトラーよりも30年以上長く生きていた。
女装されてしまったら、もうわからないのは確か。