- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166604432
作品紹介・あらすじ
本書は、人間としてのトータルな成功を達成するための具体的な方法について、「時間の戦略」という切り口で論じたものである。
感想・レビュー・書評
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スペシャリスト、世界に通用する専門家、オンリーワン、この3つのステップを目指すことが、仕事の上で成功への最短ルート。非常にシンプル。
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著者の最新刊が良かったので、遡って追っかけてみている。
結果、この本もとても良い内容で、気付きも多かった。大学生にこれからの仕事も含めた人生の処しかたを教えているような内容の本で、既にベテラン社会人になる自分にも参考になる点が多くて、読んで得した気分。
本書を通底する考えは、タイトルのとおり、時間をどう有効活用するかというものだけれど、別に一日の些細な時間に関するtipsだけではなく、数十年という長期的な観点から、今何をすべきかというおおまかな方向性を、筆者の体験を基に示している。
研究職に進む人、専門的な仕事につく人にはとても参考になる。
著者が自分の考えを補完するために引用した、他の文献の部分も参考になる書籍が多く、ここから今後の読書がひろがると考えれば、それもまたよしかもしれない。 -
・隙間を探す
物事を俯瞰して隙間となっている仕事を探し出す。「隙間産業」
たとえば、コンビニの成功は、隙間産業の好例。ほかの店が開いていない時間に店を開け、ついに二十四時間営業が当たり前となった。ここでは最初に隙間となる時間に店を開けようと考えたところに、クリエイティブな発想がある。 -
京都大学の講義の書籍化。参考になる部分がないことはないが、2005年なので内容的にやや古さを感じる。という意味では内容的に普遍性がないといえるのかもしれない。今の時代にこの内容で講義しても学生はついてこないだろう。
特に難点なのが、カルロスゴーンをやたら持ち上げているところ。人を見抜く難しさを教えていると言えなくもないが。あとは多読批判にも疑問が残るところ。
尚、題名に「時間」があるので読んでみたが、時間についてはあまり論じてはいない印象。「成功」についても価値観の問題なので、多少ズレを感じるところもある。 -
わかりやすい言葉でためになる。
もう一度読み返したい本。
教養の必要性、読書の必要性
英語毎日読む -
108円購入2018-01-17
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2010/06/05
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「成功」(仕事・人づきあい・趣味の3つが満たされること)を手に入れるために、時間管理をきちんとして、活きた時間で成功するためにいろいろがんばろうということについて具体的な方法を論じた本です。
具体的には、成功するためにがんばる点として、
・時間管理
・武器を持つ
・良好な人間関係を作る
・フレームワーク
・戦略的読書
・効率的教養習得
などを挙げています。
個人的には、実際にやろうとするとなかなか難しい部分でもあり、著者の実践例でいいのでもう少し具体的に実際どうするのかというレベルで書いてほしかったかなと思う。
2018/08/26 読了