テポドンを抱いた金正日 (文春新書)

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著者 : 鈴木琢磨
  • 文藝春秋 (2006年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605354

テポドンを抱いた金正日 (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • 佐藤優氏が評価していたという話を聞いて購入。久々にここまで期待はずれな本をひいた。まず導入部が『「私は北朝鮮国内某所で金正日との単独インタビューに臨んだ」という夢を見た』というまさかの夢の話ではじまる。週間ポストとかの連載向きであって、決して新書にして後世に残す内容ではない。

  • 「情報力―情報戦を勝ち抜く“知の技法”」で絶賛されていたため手に取った。購入の前にAmazonでレビューをチェックすると、「タイトルと中身が合ってない」などと非常に評価が低い。「これ一冊読めば北朝鮮がわかる」と絶賛されていたのに何故?

    低評価のレビューのため、購入を迷っていたら同僚が持っているというので貸してもらう。

    読んでわかった。

    この新書は、北朝鮮の政治体制だの先軍政治だのを読者に解説しようとしているのではない。公的な資料や、古本屋で手に入れた「焚書を免れた北朝鮮の本」などから読み取れる事実を持ってして、北朝鮮という大きなストーリー、穴だらけでよく分からないそのストーリーの穴を埋めていこう、そうすることでそれらしいストーリーを完成させよう、という試みなのだ。

    北朝鮮という国は、資料を丁寧に読むことで多くのことがわかるとはいえ、独裁者によって全てが決定されるという国の特性上、独裁者の性格、内面も政治に大きな影響を与えうる。しかし、ロイヤルファミリーについての情報がただでさえ秘密にされている中で、独裁者の内面に迫るということは非常に困難なことでもある。

    そのため、金正日の生い立ち、創作された逸話、権力闘争の中で彼が大いに利用してきた「映画」といったものに焦点を当てることで、いかにして今の北朝鮮が作り上げられたかというストーリーを描こうとする、その過程をエッセイとして書いたものだ、と私は考えた。

    そうして読むと、同書はなかなか興味深く、ストーリーの穴を埋める時の「思い切り」だとか、実際に人と会い、様々な場所に出向いて「空気」をつかむような、そういった作業が北朝鮮を読み解く上でも重要で、かつ、「読ませる」面白さがあるな、と感じた。

  • イマイチかなぁ。ちょっと雑駁すぎな。

  • セミナー

  • 金正日について知りたくて読書。

    朝鮮語学科卒の北朝鮮ウオッチャーという著者。北朝鮮国内で出版または在日向けの創作物語に近い神話などの本文中で多数紹介している。他の北朝鮮本にはない特徴として面白い。

    このファンタジー王朝は今後どうなっていくのであろうか。

    読書時間:約55分

  • 北朝鮮は神話の国。

    神話で国を支えるが故に、神話の拡大再生産が必要であるとする。
    あの国の異様な様を見ると、納得。

    信じざるを得ない環境にいる人達にとって、それは神話たりうるのか?

  • 2009年121冊目です。

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テポドンを抱いた金正日 (文春新書)の作品紹介

金正日の奇想天外、でまかせの発想の裏を読めずして、北朝鮮の正体はわからない。在日社会探訪で築いたディープな人脈と膨大な極秘資料によって明らかになった「真実」とは。

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