ブラック・ケネディになれるのか オバマ大統領 (文春新書 678)

著者 : 村田晃嗣 渡辺靖

• 文藝春秋 (2009年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

新大統領のもと、アメリカはどうなるのか。対日関係の行方は。彼は「アメリカ人」なのか。アメリカをよく知る新進気鋭の二人が政治、外交、社会など、さまざまな観点から論じつくす。

感想・レビュー・書評

[skydriveさんの感想 · 2012年9月18日]

地元の図書館で読む。やはり、夜間開館のときは、空いていていいです。パソコンが自由に使えればベストです。期待していませんでしたが、悪い出来の本ではありません。期待しなかった理由は、簡単です。オバマブームの露骨な便乗商法だからです。それでも、そんなに出来の悪い対談ではありません。オバマは、不思議な人物だと指摘しています。シカゴを大阪と比較しています。北はビジネスの町です。それに対して、南は庶民の町です。大阪は、完全に分離しているわけではありません。しかし、シカゴは完全に分離しています。オバマは、北にも、南にも地盤があります。北では、シカゴ大学の先生です。南では、ソシアルワーカーです。こんな人いないそうです。ブラックカーターになる可能性があると指摘している。カーターは知能指数が高かったそうです。同様に、オバマも抜群の知性を持っています。この知性が、いい方に働くことを祈っています。はたして、どうなるでしょう。

[たくやさんの感想 · 2009年7月21日]

対談の割には、あまり刺激的ではなかった。

[マイケルさんの感想 · 2009年1月20日]

オバマ人気は凄いが、真価が問われるのは、これからだ。
ブラック・ケネディになるのか?
ブラック・カーターになるのか?

著者プロフィール

同志社大学教授

「2023年 『国際政治学をつかむ〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」