私が見た21の死刑判決 (文春新書)

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著者 : 青沼陽一郎
  • 文藝春秋 (2009年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607068

私が見た21の死刑判決 (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  • 筆者が実際に法廷で見た死刑判決の出た裁判の傍聴の内容。

    声高に、死刑の是非を問うようなものではない。
    裁判における死刑への攻防戦。法廷でのリアルな描写が迫真をもって迫ってくる。
    オウム真理教の裁判が中心に展開される。

    地下鉄サリン事件にかかわった被告達の量刑の違い、人を殺していないのに死刑、人を殺しているのに無期懲役(自首と見なされたため)など、人を裁くことの不安定さを端々で感じた。そもそも人を裁くとは、そもそもどのような行為なのか。

    人から裁かれるということの不条理さ、自分がその立場に立ったとした場合、どのような態度で対応できるのだろう。登場する検察、裁判官、被告、被害者の発言から、色々考えさせられるものがあった。

    裁判の傍聴が趣味という人がいるのは知っていたが、その人たちがなぜ傍聴にのめり込むのか、わかるような気がした。
    裁判という場では、人間の業のようなもの、世界の不条理さのようなものが、人の数だけバリエーションをもって展開され、自分がそれに対面、対決することなのだろう。

  • [ 内容 ]
    裁判員制度がスタートしましたが、あなたは、裁判で死刑と判断できますか――。
    麻原彰晃をはじめとするオウム信者、畠山鈴香、池袋の通り魔、光市母子殺害事件の元少年……。
    重大犯罪をおかした死刑犯は、いったいどんな人物で何をしたのか? 
    そして、なぜ死刑を言い渡されたのか。
    あるいは、それを免れたのか――。
    長年にわたって精力的に幾多の裁判の取材を続けてきた著者が、それぞれの法廷で見てきた極刑裁判の様子と法廷で垣間見せた被告たちの素顔を綴りました。
    いつ裁判員に選ばれるか分からない時代に必読の書です。

    [ 目次 ]
    第1章 死刑宣告の瞬間
    第2章 死刑判決者の本音
    第3章 死刑と無期懲役の壁
    第4章 揺れる被告と遺族の心
    第5章 ひとりも殺していないのに死刑
    第6章 裁判員制度と死刑判決

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ほとんどが、オウム関係。
    他に 光市のF君 畠山鈴香 等

  • オウムの事件などの裁判について詳しく書かれていた。勉強になった一冊でした。

  • http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4166607065
    ── 青沼 陽一郎《私が見た21の死刑判決 20090720 文春新書》

  • 新聞記事だけでは知ることのできない細かい裁判中の様子を書いてあるのは参考になったが、内容にそぐわない軽い表現が突然出て来ることもあるので、戸惑うことがあった。

  • う〜〜〜む。

    面白かった...とは書けないよね、感想。
    ちょっと為になった...?

  • 2009年8月Sに借りた

  • 奥が深い!!!

    これまでも、死刑制度、興味あったけど、またまた心そそられる一冊でした。
    とっても深い。


    裁判員制度を前にして考えねばならないことはたくさんあるし、一方だけから見ることの怖さも知りました。
    いかんせん
    もっとたくさんべんきょうしなくては。
    この人の本
    もっと読みたいな。

  • ほとんどがオウムの事件。

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私が見た21の死刑判決 (文春新書)の作品紹介

重大犯罪を犯した被告たちはいったいどんな人間で何をしたのか?長年刑事裁判を見続けてきた著者が法廷で見た極刑犯たちの素顔。誰もが裁判員に選ばれる時代に必読の書。

私が見た21の死刑判決 (文春新書)のKindle版

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