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みんなの感想・レビュー・書評
愛知県の渥美半島で専業農家を営む著者は、ドイツ製の農機を農協を通じて購入しましたが、オイル交換にまつわるトラブルの対応の悪さに農協を脱退します。
農協組織全体のことと、あいち南農協個別の問題が区別されておらず、なかなか分かりづらい印象ですが、農業が抱える構造的課題を理解するには最適な本だと思います。
今や農家のために農作物の高付加価値化を図ることなく、単なる利ざやを抜く存在になってしまった農協、裏を返せば、この仕組みを理解してビジネスの分かる人が参入すれば農業を儲かる産業にできるかもしれません。
農業は儲からないとか、農業をなめるなとか、この道何十年のおじちゃんたちに常々言われることですが、こんな構造でモノを売ろうとしていたらそりゃ大変だよねと思いますね。。
農協と戦い続けてきた専業農家であり「新鮮組」代表の 岡本氏の著書。 本書を読んで伝わってくることは2つ。 「農協がどれだけ農業・農家の変革を阻んできたかに対する怒り」 「農作物、農業を営む人々、農業の可能性への揺るぎない愛情」 印象的な文章をいくつか。 p.61 自助努力をしている農家は、部会のぬるま湯的な運営では、 いずれ農業経営が成り立たなくなることがわかっている。 ... 続きを読む »
論は深みが不足している面があり、既知の一般論が多かった。しかし、一人の農業の担い手としての半生記としては興味深い。
タイトルと帯表紙からして、一方的でばらついた主張だなあ、と思ったら期待通り。でも構えて読んだからすっと頭に入った。
農協の問題点なんて考えたことなかったけど説得力あってわかりやすかった。
30年戦争というタイトルも大げさだが、坂本龍馬を語るとこは鳩山邦夫同様、高知出身者から考えると、ちゃんちゃら、、、と苦笑するのみ。
食料自給率を維持する必要が無いのは知っていたけど、農協がここまで酷いとは知らなかった。
頑張って売上を上げようとする農家を邪魔する農協なんている?
いらなと思われる。
でも、身内内のルールを乱す人が不利益を被るのって、どこの世界も同じだね。これじゃ、産業は育たないでしょ。
@yonda4
以前「農協の大罪(山下一仁 著)」を読んでから、農協の話は気になっていたので、本屋の店頭で本書を見つけたときに迷わず購入してしまった。
「農協の大罪」は農水省の元官僚からの視点で農協を書いた内容に対し、こちらの本は農家の視点で書いた農協。どちらの内容にも共通して書かれていることは「農協の存在が日本の農業を衰退させている」
農業に携わる方々の高齢化が進み、そう遠くない未来に農業人口が急激に減少すると予想するが、日本の食糧危機が叫ばれている中、何か打つ手はないのだろうか。
主に農協への批判で話が進んでいくが、筆者自身が評論家に留まらず、理念をもって自ら行動を起こしているので説得力がある。
現在話題となっているTPP。
農家の側からは反対意見が目立つがこの著者はおそらく賛成の立場であろうか。ホットな話題なだけにこの点も興味深く読める。
日本の農業をとりまく現状について、問題点と希望を語った、すばらしい本です。著者の苦労には頭が下がる。
題名のファンキーさにひけをとらない内容の過激さ。
農協の問題点は数多く指摘されているけども、いち農家の個人的な激白は新鮮です。
自らの保身しか考えない農協の対応を痛烈に批判していますが、同時に良い農協も存在するという立場をとっている、ということを忘れないで頂きたい。
また、日本農業界救のための熱い思いも感じ取れます。
江戸時代と現代の比較、団塊の世代の活用法、農作物ストーリー型レストラン、身障者の農業参入といった意見は非常に面白い。
気軽に読めて、農協について結構分かる。
おススメの一冊です。
最後に著者の名言をひとつ
『「嫁」とは超人的能力のことである』
3/24-3/31
この本を読むと、
農家の向上心のなさ、
農協の自己増殖の追求のみの行動しかない、
国の戦略性の欠如、
が
典型的に語られている。
三方良しどころか、
三方劣悪だ。
作者自らが実践行動しているので、
説得性がある。
ここしばらく読み続けてきた農業関連の本の中でも
最も鋭い農協批判の書。
農協と政府は農業政策において極端な保護主義を貫き、
農家の自助努力による成功を見て見ぬ振りをしてきたのだろう。
今や農協のしがらみから逃れた勇気ある農家だけが、
未来に農業を残す事が出来る「よき異端者」である。
日本の農業の未来に可能性を感じる。

津市津図書館---芸濃図書館。





