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みんなの感想・レビュー・書評
歴史というものは常に勝者が許可したものが記録に残り伝えられていきます、私が中学高校と習ってきた歴史は勝者により選択されたものです。7年程前に、井沢元彦氏の著作されている「逆説の日本史」に出会い、本当に何が起きていたのかを知るには、正式な記録書として認定されていないものや、記録に残っていないものを研究する必要性を理解しました。 私はそのような時間や能力もなく、その成果物を楽しく読ませていただ... 続きを読む »
著者は田安家当主ということで、徳川家からの視点で見た明治維新。
慶喜が自ら幕府を終わらせようとしていた等、学校では習わない歴史の裏側(?)が書かれていて興味深い。
著者さんは田安徳川家11代当主。 幕末のあのとき、このとき、徳川の人々やその家臣たちはどうしていたのかが、他の幕末本に比べると詳しく書いてある印象でした。 徳川が自ら幕府を閉じて新しい時代を始めようとしていたことや、260年続いた江戸を終わらせた頼りない人と見られがちの慶喜が、列強が動向を見守る中で微妙な綱渡りをして道を拓いていったことなど。 散々悪しざまに言われる慶喜を擁護... 続きを読む »
田安徳川家11代当主の御本。これを読むと、徳川家の懐の大きさが分かるような気がする。というか、幕末から今まで佐幕だ倒幕だといがみ合って来たのは下々の層なのねと思ってしまうのであった。
徳川家ならではのエピソードも交えて解説される幕末維新は、初めて知る事もあって面白い。他の著書も読んでみたくなった。
これは本当に面白かったです.徳川家は倒されたのではなく,自ら旧体制の終止符を打ったのだということがよく分かります.攘夷を主張するのかしないのか,すなわち欧米列強(ロシアも含め)からの圧力に対し,抵抗しようとするのか,上手に受け入れようとするのか,日本国民の多くが強いジレンマに陥っていた頃だと思います.結果として「征夷大将軍」が率いる徳川幕府には終止符が打たれ,新たな国家像が模索されることとなりました.あと,「鎖国」政策というのは,言葉だけが独り歩きしているようで,実際には徳川幕府はそうした政策はとっておらず,長崎の出島などからかなり諸外国の事情収集を行っていたようです.
・・・混迷する現代の我々にも,大きな示唆を与えてくれる1冊だと思います.
著者がなんと田安家(徳川家の親族)の11代目の子孫。維新で活躍した人物の中でも特に徳川慶喜の手腕を高く評価している。入門書という印象が残ったが、所々に散りばめられたエピソードが面白かった。

[ 内容 ]
ペリー来航から十五年で幕府は倒れた。
しかし「賊軍」の藩主らは一人も殺されず慶喜は後に公爵に叙せられる。
大転換期の決断力とは。
徳川家から見ると幕末維新は一層面白い。
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