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みんなの感想・レビュー・書評
本書は,放送30年後も根強い人気を誇る『機動戦士ガンダム』の背景を「日本という国の歩み」になぞらえ,戦後の日本の歩みと現代日本の置かれた状況をガンダムを通じて考察しようとした論考である。 筆者によると,戦時~戦後の日本が辿ってきた歩みは,ガンダムの中のドラマと奇妙な一致を見せているという。具体的に第1章では,地球連邦軍とジオン公国の存在意義について,従来,ジオン軍はナチス・ドイツ軍に,連邦軍... 続きを読む »
この人ガンダム見てないってことはないんだろうけど、細かいところ覚えるほどに好きではないんだなと思った。
タイトルに釣られて買ってしまったが、金と時間の無駄だった。この本を読んで得たことは何もない。単なるこじつけの連続。第二次大戦の比喩から、あるときは、ドイツ=ジオン、またあるときは日本=ジオン、そしてまたあるときは日本=連邦と、コペルニクス的に比喩が変遷します。シャア・富野由悠季=小沢一郎、ともうわけがわかりません。根拠も常にあいまいです。ガンダムというネタをいかに現実に対応させるかということで苦労したことが伺えますが、どれも根拠がなく、こじつけで、全く面白くありませんでした。このテーマで書いてくれって出版社に言われて、無理に書いたような本です。ちなみに、コロニーの発想が日本オリジンではなく、アメリカの大学の一博士が提唱したものだったのを、こっちが真似たということは知りませんでしたが。
タイトルとは裏腹に,議論の中身はかなり深いです.キーワードは,第二次世界大戦,冷戦,55年体制,小沢一郎,あたりでしょうか?旧体制の破壊を目論む小沢は,赤い彗星のシャアなのだそうです.さすがに,アニメと実物とではイケメン度にかなりの開きが・・・.(笑)
しかし,改めて作品の世界観を味わってみると,ガンダムは確かにストーリー設定,キャラ設定が深い.作り手が相当な時間をかけて熟成させたことが垣間見えます.
昭和史としての日本人論を,機動戦士ガンダムになぞらえて解説する手法は,「もしドラ」にも共通する部分があるかも知れません.こちらの方は,どちらも難しそうに感じましたが・・・.
小沢一郎とシャアの章からつまらなくなった。その前までは、結構面白く読めた。万人受けはしない本だが、ファーストガンダムと世界史の知識がないと面白くないと思う。
ガンダム史ではなく、歴史の見直しでもなく。ほら、似てるじゃんと、なんか駄洒落というか、万葉集が韓国語で読めるというか。面白くなくはないが、期待していたようなものでもなかった。
ファーストガンダム評論は数あれど、近頃の最大公約数的な評価でよく見るのは「ジオン=大日本帝国」「連邦=日本国」という流れ。 本著は明示的にそれを言わないまでも、十分にそれを意識した内容になっている。 戦艦大和の建造をビグザムに重ねてみたり、 零戦の改良をザクのバリエーションに重ねてみたり、 ワシントン海軍軍縮条約を南極条約に重ねてみたり、 小沢一郎をシャアに重ねてみたり。(え?) 日本... 続きを読む »
「ガンダム」の持つ様々な要素を日本人の精神や現代史に結び付けて論じた本。こういう本が出ること自体が、いかに「ガンダム」が存在感があるかを示している。特に第2次大戦の戦艦大和やゼロ戦、そこから生まれる生産の概念と、ザクとガンダムを結びつけた2章はなかなか面白い。全体的にテーマのためにこじつけた感が漂うことは否定できないが、一つの見方として興味深い。ただし、ガンダム(特にファースト)について全くの予備知識のない人間が「ガンダムとはどういうものか」知れると思って読むと大やけどするので注意
冷めた感じで読み始めたのですが^^;予想以上に面白かった。
まあ、強引さやこじつけはあるにせよそれはそれで著者の見方だ。
ホント、ガンダム一つでこういう本が山ほど出せるんだからやはり「ガンダムはスゴイ」(^^;)
ガンダムの根底には現代史がある。
よって、成長し、教養が増すにつれ、共感も増す。
序盤は世界史をきれいに当てはめていくが、日本戦後史あたりからちょっと怪しくなり、小沢=シャアに至ってはスッと冷めてしまう。
ガンダムを語って、そこに実歴史を当てはめればよいのに、途中から、戦後日本政治史を語り始めてしまい、そこに思い出したようにガンダムを当てはめる構造になった。
昭和史をガンダムで説明。
強引なところや「ここはちょっと違うんじゃないか」という所があるけど、ガンダムが物事をわかりやすく説明するツールになったんだなあ。
書籍タイトルが想像していたのとはかなり異なった内容と感じました。 ガンダムというアニメが、今の日本(日本人)にどの様な影響を与え、どの様な役割を担ってきたのか?社会現象としてまで取り上げられるようになったのは何故なのか?見たいな事を期待して読み進めたのですが。 実際の内容としては、多くの方のレビューで書かれているように、ガンダム・ストーリーにおける人物、言葉、トピックを実際の大戦史や戦後史と比... 続きを読む »
ザクが零戦、というあたりは、なるほどね、と納得できたんだが、かなりこじつけっぽい内容も多かった。
特に最後の章。
小沢一郎はシャアである、なんて、やはりこじつけだろう。こじつけじゃなかったとしても、感覚的に受け入れられないよ!
それに、小沢一郎がシャアだとするなら、「僕がいちばん小選挙区制をうまく使えるんだ」というのははまらないんじゃないかな。アムロのセリフだから。
「私を導いてくれ、ララァ。今の私では総理になれん」とかの方がよかったのでは?

ガンダムに関することを現実世界に結びつけようとしすぎて、現実の話が多く、ガンダムの話が意外に少なかった感がある。
個人的に一番面白かったのは第二章だったが、モビルスーツの生産性に関して、(主に悪...





