池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)

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著者 : 池上彰
  • 文藝春秋 (2011年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608140

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池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)の感想・レビュー・書評

  • 内容紹介

    仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。ビン・ラディン殺害や中東革命など、海外ニュースの背後には宗教が潜んでいる。そこで池上さんが、7人の賢者に、素朴すぎる質問をしてくれました。「南無阿弥陀仏」の意味は? 「最後の審判」は来ますか? 「コーラン」って何? 「葬式はいらない」の? 「いい死に方」って何ですか? 池上さんのやさしい解説で、究極の「人生のレッスン」が学べます。

    内容(「BOOK」データベースより)

    人はなぜ宗教を求めるのか?日本人は「無宗教」なのか?スピリチュアルブームの正体は?仏教、キリスト教、イスラム教の3大宗教から、神道、ユダヤ教まで、7人の賢人と池上さんが読み解いた。世界を正しく理解するために必要なエッセンスがこの一冊に。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    池上彰 1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学卒業後、73年NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。94年より11年間、NHK『週刊こどもニュース』でお父さん役をつとめ、わかりやすい解説が話題に。05年3月にNHKを退社し、フリージャーナリストとして多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本の感想です。オフィス樋口Booksより転載しています。http://books-officehiguchi.com/archives/4691187.html

    ビンラディン殺害、IS(イスラミック・ステイト)、中東情勢などニュースを見ていると、キリスト教とイスラム教の対立のように見えるかもしれない。この本で対立の原因となっているものが見えると思われる。

    この本は第1章を除いて、専門家と池上氏との対談形式で進められている。個人的には第2章「宗教がわかる!ほんとうに「葬式はいらない」のですか?」が興味深い。近くの寺の住職と葬式について話をしていたとき、葬式を出す人が少なくなったという話を聞いたことを思い出した。 この本を読んでいると、葬式を出さない理由として、高齢になれば同級生が死んで少なくなるということで、参列する人が少なくなるのは当たり前という趣旨のことが書いていたので納得できた。他にも戒名でなぜ死んだら名前を変えるのかという疑問や戒名代など葬儀の相場の話など疑問に思ったことが分かりやすく解説している。

    他の章では仏教や神道についても分かりやすく解説しているので、読者の興味のある章から読み進めてほしい。

  • 日本人は無宗教なのではなく、生活の中に宗教が根付いていて、意識していないだけ!
    寛大に物事を受け止められる日本人の特質を大事にしたい!

  • 「宗教案内」
    著者が言われるようにこの本は色々な宗教を知るための入門書になってます。

    「旧い皮袋に新しい酒を入れる」
    お寺という地域資源をいかに活かすか。
    地縁もあり場所もある。
    介護保険制度の実施場所として最適なんですよね。
    まあ除夜の鐘が騒音とか言ってる地域では考えられないでしょうけど(苦笑)

    自分の宗教観を振り返ると雑多やなと思います。
    神道もあれば仏教もあれば新しい宗教もあります。
    でもこれといえば不動明王信仰かなと。
    ただ他人の信仰には敬意を払います。
    相手の宗教観に合わせて共に祈ることもできます。
    これが今の自分の宗教観やなと思います。
    深く考えさせられる一冊でした。

  • 報道屋さん・池上彰と宗教界(違うのも混じってる)との教義紹介対談集。

    よかった所:
    日本人の曖昧で重層的な信仰の所はよかった。
    揺るぎない信仰の人にはうまく説明しにくい寛容さが、世界にももっと広がっていけば悲劇は少なくなっていくのかなあと少しは思ったり思わなかったり。(ただ宗教上の覇権諍いと経済的な利権争いは切り離せないからな~どうかなー。)

    よくなかった所:
    タイトルが大袈裟で、”世界”よりも”日本”の、”社会”よりも”個人の生き方”というように、興味に偏りがあるなーと思う。あと対談ってポンポン話題が飛ぶので何かいい事聞いたような気になるんだけど、終わってみると結局何が重要なんだっけ?って感じになるのが「宗教」ってテーマとあってないかも。

    総評:
    強烈に面白かった訳じゃないけど、分かったような分からないような気になるので繰り返し読めるという点ではいいと思う。歳をとって来たら身に沁みる所もありそうだし。生きてる限り苦労は絶えなさそうだー。

  • 本書は「宗教は『よく死ぬ』ための予習」であると締め括っている。「良く死ぬ」ためには「よりよく生きる」ことが必要であり、自分の死を受け入れるためには、死後の世界も考えなければならないだろう。日本の主な宗教には、神道と仏教があるが「よりよく生きる」という点では神道が、死後の世界を考えるという点では、仏教が中心的な役割を担ってきた印象を持つ。日本は神道と仏教のふたつが、いわゆる「日本宗教」を形作ってきたということだろうか。
    しかし、よく考えたい。仏教は、もともとお釈迦様が「生・老・病・死の苦しみから、何とか衆生を救わねばならない」と考えたのが原点のはず。とすれば、今の伝統仏教はその原点を忘れてはいないだろうか。僧侶たちは、病に苦しんでいる人たち、生きる勇気を失った人たち、悲しみに包まれた人たちにどれほど向き合っているだろうか。「葬式仏教」と揶揄され、観光産業化する一方で、仏教界はどれほど本来の役割を果たそうとしているのだろうか。人生の答えを求めようとする人たちを、神道や仏教関係者は快く受け入れてくれるのだろうか。
    あるアンケートで「何か宗教を信じていますか」という問いに、7割の人が「無宗教」と答えたという。しかし一方で、島田氏は「これだけ宗教が自然に根付いている国は、かえって珍しい」、養老氏は「(日本人の)無宗教の『無』は仏教の『無』」だという。池上氏がいうように、少なくとも「日本人は、日本人なりの宗教観、あるいは超自然的なものに対する畏れのような宗教意識をしっかりと持っている」ことは事実だと思う。「私は無宗教です」というと、キリスト教やイスラムの世界でどのような誤解を受けるのか。グローバル社会の中で、宗教について無関心でいることはできない。
    養老氏によれば「最近は、宗教以外の原理主義が出てきている」という。「唯一客観的な現実」「絶対の正義」をマスコミなどから信じてしまい、自分で判断する面倒を避けているからだ。危険な兆候であると思う。
    タイトルは「宗教が分かれば世界が見える」だが、日本の問題点も見えてくる。7人の宗教関係者等との対談形式が章立ての中心。特に、仏教関係者2人のインタビューはよかった。最後に、仏教界に訴えたい。「本来の社会活動」にもう少し熱を入れませんか?

  • 「宗教」と聞くと、私には関係ない!とスルーする人も多いでしょう。
    かく言う私も自らを「無宗教」と思っていたクチです(今もあやふや)。

    この本では主にキリスト教、イスラム教、仏教や神道について、
    著者の池上さんが各宗教の専門家などの方と対談する形式で紹介されています。
    これといった予備知識も必要なく、スラスラ読み進めることができ、

    ・日本人の言う「八百万の神」と、キリスト教の「神」の関係は?
    ・仏教の「南無阿弥陀仏」って、どういう意味?
    ・キリスト教のカトリックとプロテスタントって何が違うの?
    ・イスラム教の男性信者はどうしてヒゲを蓄えてるの?

    …といった素朴な疑問に答えられるようになります。

    日本人の「神」とは「優れた働きがあって、恐ろしいもの」の総称で、
    自然災害に遭いやすい農作物の収穫前には神に豊穣を願い、収穫後には感謝した
    ことが「お祭り」の起源で、神社はその為に作られた…らしいです!(うろ覚え)
    また、お葬式と言えば仏教。その理想は…
    あらゆる執着を捨てて、死後に生まれ変わらないようにすること←!?

    ―などと、ウンチクを語りたくなること必至です(笑)
    結局のところ、日本人は昔からの宗教行事が生活の中に溶け込んでいて、自覚が無いだけなんでしょうね。

    最後に、私のお気に入りの文を引用します。

    釈迦は「私の教えは、川を渡る筏(イカダ:筆者注)だ」と語っています。
    (中略)
    ひとたび川を渡ってしまえば筏にはもう用がない。捨てていけ、と釈迦は説く。

    「あれ?仏教ってすごいクールだな!」と興味を持った瞬間でした!

    P.S.
    対談は編集されてると思いますが、専門家の先生が新たなキーワードを提示すると
    即座に補足をする池上さんを見ていたら、つい、思っちゃうんですよね。
    「もう池上さん一人で良いんじゃないかな?」なんて(笑)。御免なさい!

  • 宗教への入門書として最適。

  • 少し前にバングラデシュでイスラム過激派によって七名の日本人が殺害されたニュースは、平和な日本に衝撃が走った。なぜ日本人が犠牲に?と疑問に感じた人も多かっただろう。現在、世界では八割の人たちが一神教を信じている。ところが、日本人の七割は自分が"無宗教"だと考えている。欧米で"無宗教"といえばアンチ・キリスト、イスラム圏で"無宗教"といえば反宗教とみなされる。だから自分が"無宗教"だから宗教的なテロとは無関係だと主張しても、一神教の彼らには通じないのだ。日本人の多くは、ある宗教以外は認めないという排他的な思いを持っておらず、広く神仏を信じる気持ちを強く持っている。わたしはそういう日本人の宗教観が好きだ。本著は七名の住職や学者と池上さんの対話形式によって各宗教の始まりや簡潔な説明がされており、初心者向けの分かりやすい宗教解説本になっていた。身近であるはずの仏教が、生まれ変わるということはまた生老病死の苦しみにつながるわけだから、二度と生まれ変わらないことを理想とする宗教だということを初めて知った。またインドではヒンドゥー教のカースト制のおかげでワークシェアリングできていたり、わたしたちがイメージする頭にターバンを巻いているインド人が実は人口の2%しかいなかったり、イスラム過激派に自爆テロが多い理由にも納得がいった。

    p15 人々は、なぜ宗教を求めるか。
    結局は、心の安寧を求めているのです。
    それに応えることが宗教の役割だった。理不尽な世界に生きる人間の心に安寧や平穏を与え、納得させる。それが宗教の始まりであり、変わらぬ役割であろうと思います。

    p22 日本人の多くは、一神教徒ではないし、ある宗教以外は認めないという排他的な思いを持ってはいない。しかし、広く神仏を信じる気持ちは強く持っているのです。
    p25『旧約聖書』と呼ばれている書は、ユダヤ教徒にとって唯一の『聖書』です。ですから、けっして『旧約聖書』とは言いません。それはキリスト教徒からの呼び方なのです。
    キリスト教徒は、神の子キリストがこの世に神から遣わされたことによって、人間は新しく神との契約、つまり約束を結んだと信じています。
    そこでキリストについて書かれた『聖書』を、新しい約束の『聖書』、すなわち『新約聖書』と呼びました。すると、キリスト以前に人間が神と結んだ契約は古い約束になるので、それを『旧約聖書』と呼んだのです。
    キリスト教徒は『旧約聖書』と『新約聖書』の両方を信じています。

    p35西暦三九五年にローマ帝国が東西に分裂すると、二つのローマ帝国の影響下に分かれたキリスト教会にも少しずつ違いが生まれ、一〇五四年に分裂しました。西がローマ・カトリック教会わ東が東方正教会(ギリシア正教会ともいいます)です。
    さらにローマ・カトリック教会からは十六世紀になって、プロテスタントが分かれました。…プロテスタントはさらに数多くの宗派に分かれました。

    p53 キリスト教徒であるか否かが政治家の命運を決するなど、日本ではおよそ考えられないことです。
    しかし、アメリカでは、大統領がキリスト教徒でないなど、あってはならないことと考えられているのです。大統領とは、キリスト教の宗教国家であるアメリカの代表者だからです。

    p59カーストは非常に厳密です。たとえば日系の企業が現地でオフィスを掃除する人を雇おうとしたなら、テーブルの上を拭く人と床を拭く人とは、カーストが違います。一人の人に「部屋を掃除しといとね」と簡単に言うわけにはいかないのです。それぞれに人を雇わなければいけない。
    …ところがそうやって仕事を分けることによって、結果的に、ワークシェアリングが成り立っています。十二億の人たちがうまく仕事を分け合ってきたという面もあるのです。たとえ低賃金ではあっても、働く場所はみんなに与えられている。

    p... 続きを読む

  • それぞれの宗教の世界観が素人にもわかりやすく書かれてあって、勉強になりました。個人的に養老先生の話がしっくりきました。

  • 第一章で池上先生が日本人の宗教についての常識や代表的な疑問に答える。そのあと、様々な宗教家に、素朴な疑問を聞くことから始め、深い話、その宗教家の独自の経験や考えを聞いていく。 "日本人は無宗教ではない。よく死ぬことはよく生きること。
    仏教が、キリスト教やイスラム教と大きく違うのは、世界創生神話がないこと。
    日本人の宗教観については、よく話を聞くが、無宗教といいながら、文化として、思考の方向として、やはり仏教的でゆるやかな縛りのない宗教観を持つ。とてもとても納得のいく話。3大宗教の話プラス神道について語られていたため、ヒンドゥの記述がなかったことに関しては、さびしく思う。それにしても、アメリカが意外にも、保守的で、今でも進化論を信じない人をたくさん持つことに驚いた。これでは、保守派のトランプ氏が優勢になっても、仕方がない。アメリカって、全然進んでいる国ではなかった。子供のころは、アメリカが何事につけ一番だと思っていたが、悩める普通の国なんだなあとは、最近思うことである。"

  • 寺が家業になって失ったものに関して、世襲化したことで五戒も守れず同時にお坊さんが本来なすべき仕事がわからなくなってきたと。
    医療が家業となった現代の開業医に通じるものがあるのかも。。。

  • ニュースで中東情勢は頻繁にみるが、あの地域の宗教問題が
    さっぱり分からないので、取りあえずこれを読めば概略は掴めるだろうと思って読んだもの。
    ユダヤ教、キリスト教のカトリックとプロテスタント、イスラム教については、その歴史から説明していて入門編としてはちょうどよかった。
    もともと宗教の内容にはあまり興味はないのだが(いい死に方とか)、読みやすい対談形式なので、最後まで興味深く読むことができた。
    色々網羅しているので、情報量としては物足りないが、よい本だと思う。

  • テレビで見る池上氏同様本の内容もわかりやすくてよい。ニュースでいっぱい報じられて、よいことも悪いこともゴッチャになってるなかで、はて、宗教ってなんだろう?と立ち止まって考える契機になる。特に最近はイスラム国の過激な報道に偏りがちだけど、割とイスラム教は寛容で柔軟な幅のある宗教であることがわかる。

  • とても勉強になった。
    世界の政治を知るためには、
    その背後にある宗教を勉強する必要があった。

    例えば、アメリカなら
    キリスト教徒に対して十分配慮しないといけないし、
    中東ならイスラム。

    宗教への扱いを間違えたら、
    政権が変わるほどだから。

    あとは、日本の神道の考えを
    古事記から学べるっていうのが興味深かった。寺の地域における役割とかも。

    何よりも日本人の無宗教感は、
    宗教が無いのではなくて、
    仏教でいう「無」つまり、「空」という意味で、無意識に宗教的な意識が入り込んでいるから、無宗教、
    という考えが自然だった。

    どの宗教に対しても、
    寛容になれる性質を僕たちは持っている。



    留学してたこともあって、
    尚更知りたかった。

  • 仏教、キリスト教、イスラム教、神教の専門家の方との対話形式で、それぞれの宗教の特色を簡単に説明しています。
    日本人は無宗教の人が多いですが、神聖なものに対するアンテナは敏感。宗教問わず神聖なモノに対しての畏れや、大切にする気持ちを持っているという話は凄く納得のいく説明でした。

    それぞれの宗教観が分かると、今起きている世界のニュースも、前よりは分かった様な気がします。

  • 「世界が分かる」のだから、もっと各宗教間の関係とか歴史経緯が展開するのかと思えば、仏教・神道・キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の著名人を読んでの対話集。ちょっと肩すかしだった。ただ、無宗教と称される日本人の宗教観が一神教の欧米・イスラムとはかなり違って肌感覚重視というところは斬新だった。

  • やっぱり宗教って難しい。
    確かに池上氏の言う通り社会現象のベースには宗教(というか思想)の相違が大きくかかわっていると思われる。

    それにしてもなんで他人の信仰って理解できないんだろうな。

  •  仏教や神道、イスラム教やカトリック、プロテスタント、ユダヤ教など、世界の宗教を研究してる大学教授や住職に著者がインタビューをする、という内容だった。
     著者らしく、とても読みやすく、ところどころに簡単な注釈もついていて、興味深く読んだ。
     「お経はわかりづらいから、もっと若い人にも分かるようにかみくだいたものが必要なんじゃないか」という著者の言葉に、本書の本質が隠れていたような気がする。

  • 八百万の神、つまり自然を敬う神道と、無常を境地とする仏教を取り入れる日本人。私は、やっぱりこの日本人的な世界観がしっくりくるかな。

  • こういう「思いっきり新書!」っていう感じの本もたまに読むと面白い。イスラム、ヒンドゥー、キリスト、仏教、神道について、それぞれの第一人者にインタビューするかたちで分かりやすくまとめた本。宗教を俯瞰していて、とっつきやすい内容だと思う。

  • あまり宗教について考える機会が無かったな。それが日本人的ということか。ただし、日本人の宗教観として「無宗教」という人が多いが、これはアンチキリストとか無政府主義とかではなく、宗教がしみ込んでいて意識しないだけ。無は仏教の「無」であり「空」でもある。面白い解釈であり、納得した。
    死を考えるということはどう生きるかにつながる。生き方と死に方は同じである。

  • 研究室に留学生がいるので読んでおきたかった一冊。

    章立てがそれぞれのスペシャリストとの対話形式になっていた。結果、「う〜ん…」という感想。ひとつひとつの宗教についてじっくり解説するのではなく、「日本人の考え方にマッチするか」「生と死の考え方はどうか」「他の宗教と何が違って何が一緒なのか」といった観点について語り合い、読者にそれぞれの宗教をCMしていた。

    とはいえ、知識量とプレゼン力はさすが。単語の説明はすごいわかりやすくて勉強になった。最後に養老孟司が出てきてものすごいまとめ方をします。笑

  • とかく日本人は「宗教」というと敬遠しがちだ。大半は新興宗教の勧誘やらで辟易しているからだと思う。
    仏教系、キリスト教系の学校ならともかく、普通の公立学校では宗教なんてせいぜい歴史の授業で少し語られる程度だ。宗教に対する知識が乏しくても当然だろう。
    学問的興味で読むと「一神教」と「多神教」の違いは知っておいた方がいい。
    どう感じ取るかは読み手しだいだが。
    本書の後半は仏教、キリスト教、神道、イスラム教の有識者との対談だがこれも一読しておくとためになる。
    個人的には養老孟司先生との対談が一番腑に落ちたのだが。

  • 「宗教に込められた想いを知る」

    各宗教についての勉強というよりは、各宗教に込められた思想についての勉強という感じ。

  • 日本人のほとんどの人の宗教意識は、いわゆる無宗教と言われるものは、実は日本人ならではの身にしみついたもの。宗教からの自由と言う言葉は、日本人の宗教に対する寛大さを感じさせる。ひとつの思想に捕らわれない自由を感じながら、世界のいろんな宗教を知ることは、考え方や感じ方の幅を広げるのを助ける。
    最後に、宗教を考えることはどう死ぬか、それはどう生きるかと言う導きに少し納得。

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池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)の作品紹介

人はなぜ宗教を求めるのか?日本人は「無宗教」なのか?スピリチュアルブームの正体は?仏教、キリスト教、イスラム教の3大宗教から、神道、ユダヤ教まで、7人の賢人と池上さんが読み解いた。世界を正しく理解するために必要なエッセンスがこの一冊に。

池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)はこんな本です

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